5月24日から9月4日の間、東京タワーメインデッキ(150m)2階北面フロアにて、東京タワーからの夜景と日本の夏景色を融合したマッピングショー『TOKYO TOWER CITY LIGHT FANTASIA ~ Summer landscape 2022~』が開催される。
『TOKYO TOWER CITY LIGHT FANTASIA 』は、東京駅プロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」で話題となったネイキッドが企画・演出・制作を手がける夜景イベントだ。2014年度から開催され、展望台から見える夜景とプロジェクションマッピングの演出を融合させて、新たな夜景体験と展望台のエンターテインメントを生み出してきた。

今年は、以前好評だった2019年の『TOKYO TOWER CITY LIGHT FANTASIA ~Cool Japanese Summer~』を~Summer landscape 2022~としてバージョンアップさせ、梅雨から真夏へと移り行く日本の風景を、紫陽花(あじさい)や向日葵(ひまわり)、花火などのコンテンツを交えながら表現。雨のなか咲き誇るカラフルな紫陽花や、梅雨の雲間から夏雲の広がる青空へつづき、向日葵畑に夕日が沈んだ後に見える夜景には、たくさんの花火が幾重にも重なりあって、フィナーレを迎える。映像とともに、雨音やセミの声、鳴り響く花火といった「音響」へのこだわりも注目ポイントだ。
さらに、東京タワーメインデッキ2階の北西エリアでは、村松亮太郎/NAKEDによる『DANDELION PROJECT』(ダンデライオンプロジェクト)が上演される『DANDELION PROJECT』は、タンポポのアートオブジェ「DANDELION」を世界中に植樹し(設置し)、『DANDELION』を体験した人たちが世界に平和への祈りをデジタルの花として世界中にリアルタイムに届け合うネットワーク型のアートプロジェクトだ。『DANDELION』を通して、体験者が飛ばすデジタルのタンポポの綿毛がネットワークを通して各地へと繋がり、世界に平和の花のアートが咲いていく。『DANDELION』は、本来綿毛に息を吹きかけることで種が舞うアート作品だが、感染症予防対策として、体験者は自分のスマートフォンをかざすことで、綿毛が舞う体験になっている。体験は公式サイトからも参加が可能だ。