古市憲寿さんと福井市がコラボ！ 北陸新幹線福井開業プロモーション「福いいネ！」

福井県では、2024年春の北陸新幹線福井・敦賀延伸を見据え、全県を挙げて認知度向上と「ふくいファン」の拡大を目的とした情報発信活動を強化している。

福井市は、北陸新幹線開業に向け全国からの認知度を高めようと、2020年7月に、 親指を立てるロゴやデザインで「福」を強調した 「福いいネ！」のイメージロゴを発表。イメージロゴを具現化したキャラクター「福いいネ！くん」と合わせ、各種広報活動に活用している。 開業まで2年を切るなか、福井市はより活動を強化する目的で、社会学者で作家の古市憲寿さんを起用したプロモーション動画とポスターを制作。「福いいネ！くん」と古市さんがコラボレーションしたポスター、古市さんやパックン（パトリック・ハーラン）さんら福井ゆかりの著名人が登場するプロモーション動画を5月30日に公開した。

ポスターは、「世界にはいま福が足りない。そんな気もしますよね。」「あー。結局は新幹線頼みですか。とか言うと感じ悪いですよね。」と、古市さんらしい個性的なキャッチコピーが特徴の2種類。 動画は、「古市×福井市」と題したストーリー仕立ての全5編。福井市が開催する「福いいネ！グランプリ」に審査員として出席した福井のことをよく知らない古市さんが、3つのプレゼンテーションを「福いいネ！」かどうか忖度なく評価する、という設定。英語講師として福井市に滞在したことがあるパックンさんや、 福井を舞台にしたソフトバンクCMのキャラクター「白戸次郎・白戸小次郎」 、福井を舞台にした映画で主演経験のある横澤夏子さんがプレゼンターとして登場し、プロモーション特命係長「福いいネ！くん」や市職員も出演している。 「Episode2」の動画では、パックンさんが福井の観光地ポテンシャルについてプレゼンテーションを行う。フェニックス花火や養浩館庭園の紅葉など、福井の映える観光地の魅力を力説している。

「Episode3」では白戸次郎・白戸小次郎が登場し、白戸次郎の出身地である一乗谷についてプレゼン。戦国時代の城下町にタイムスリップした気分を味わえる一乗谷の魅力について語っており、CMでおなじみの「予想外です。」のセリフも飛び出す。

「Episode4」には横澤夏子さんが登場。観光バスガイドに扮した横澤さんが、ソースカツ丼やおろしそば、冬の味覚の王者「越前がに」など福井のグルメについてPR。

プロモーション動画とポスターは、デジタルメディアでの拡散、首都圏駅周辺媒体での発信、イベントでの放映・掲示などを予定している。動画は、福いいネ!グランプリ（北陸新幹線福井開業PR）YouTubeチャンネルにて視聴することができる。