最先端テクノロジーを用いた体験デザインを手がけるビービーメディアは、6月10日よりポケモンシャツから発売された「ポケモンTシャツ~ディグダのやさしいTシャツ~」のクリエイティブチームとして参画した。
『ポケモンTシャツ~ディグダのやさしいTシャツ~』は、和紙糸を使用した「和紙」を生地として選ぶことができ、捨てずに土に還すことができるサステナブルな商品だ。さらに、Tシャツを着古したあとはワッペンを送ると、新しいTシャツに「ワッペンのお引越し」ができる。

「Tシャツを買って終わりではなく、長く着てもらい、土に還してもらう。」という挑戦において、ビービーメディアではプロモーションのストーリー構築やWebコンテンツを活用した体験など、総合的なクリエイティブを担当。“土に還るTシャツ”というサステナブルな商品コンセプトをもとに、Tシャツに愛着を持ってもらいながら、少しでも忘れずに長く着てもらえるような“ストーリーがつづく”体験をデザインした。コンセプトムービーでは「ディグダが暮らすふしぎな森」を舞台に、森の中で生き生きと暮らすディグダが大地を通ることで土が耕され、着古されたTシャツが土に還っていくというストーリーとなっている。
さらに、5月27日から6月10日までの2週間、ふしぎな森に暮らすディグダたちをこっそりと見守ることができる「がんばれ、ディグダ!」がYouTubeにてライブ配信された。同配信ではYouTube上に仮想の森を作り、ふしぎな森に暮らすディグダたちとTシャツが土に還る様子を視聴することができる。視聴者がチャットでコメントを送るとディグダが反応し、現実と同じように時間や天気が移り変わるなどLIVE配信ならではの演出を施している。まるで現実の森での出来事かのようにTシャツが土に還る様子を擬似体験することが可能だ。

また、Webコンテンツ「ディグダのふしぎな森」は、Tシャツを購入すると配布されるシリアルナンバーを使ってWebコンテンツ内の森に植物のタネを植えることができ、森を豊かにしていくことができるコンテンツだ。実際に購入したTシャツを着ている間もWebコンテンツ内の植物は成長していき、着古したTシャツを実際に返却するタイミングでは、Webコンテンツ内でも森にTシャツを還すことができ、森がさらに豊かになっていく仕掛けになっている。

さらに他の人が植えたタネも観察することができ、他者と森をつくり上げていくことができる。商品購入後も、ユーザーとTシャツのストーリーが続いていく設計になっており、商品を買うことそのものがSDGsに繋がっているということが実感できる仕組みだ。
YouTubeライブ配信「がんばれ、ディグダ!」
YouTubeライブ配信「がんばれ、ディグダ!」
Webコンテンツ「ディグダのふしぎな森」
Webコンテンツ「ディグダのふしぎな森」