名古屋テレビ放送(以下 メ~テレ)は、unerryと電通の協力を得て、リアル行動データを活用し自社テレビ番組とデジタルサイネージの接触者を分析するとともに、そのデータを掛け合わせてターゲティングしたオンライン広告を配信する実証実験を実施した。

<実証実験の概要>
① テレビメーカー操作ログを分析し、「ドデスカ!」「メ~テレ」視聴状況を把握。<br />
② メ~テレ運営のデジタルサイネージ「モリチカビジョン」でのCM配信と同時に、センサーを設置し、unerry運営の「Beacon Bank」によりサイネージ接触データを把握。<br />
③ テレビ視聴データ(①)とサイネージ接触(②)を紐づけ、パーソナルターゲティングによるデジタル広告(ウルフィアプリインストール広告)を配信。<br />
④ ③による広告効果を評価対象とし実証実験の結果を検証。
① テレビメーカー操作ログを分析し、「ドデスカ!」「メ~テレ」視聴状況を把握。
② メ~テレ運営のデジタルサイネージ「モリチカビジョン」でのCM配信と同時に、センサーを設置し、unerry運営の「Beacon Bank」によりサイネージ接触データを把握。
③ テレビ視聴データ(①)とサイネージ接触(②)を紐づけ、パーソナルターゲティングによるデジタル広告(ウルフィアプリインストール広告)を配信。
④ ③による広告効果を評価対象とし実証実験の結果を検証。
結果としては、テレビ視聴かつ、デジタルサイネージ接触者をターゲティングすることで、非接触者と比べて約1.8倍の広告効果を確認することができた。(各ステージにおける広告効果については以下の通り。)
今回の実証実験により確認された実用可能性を基に、今後、メ~テレでは自社で展開するデジタルサイネージやウルフィアプリでのリアル行動データの活用、テレビ視聴やイベントなどを含む複数の媒体の接触データを組み合わせた展開など、視聴者にとってはより楽しく利便性が高いコンテンツ発信、広告主にとってはより効果の高い広告展開に向けてさらに取り組んでいく。