「ロボットテクノロジーを活用して、人々のあらゆる活動を応援する。」ことを目指して、一般社団法人ロボット応援団が設立された。代表理事を務めるのは、これまで多くのロボットアプリケーション開発を手掛けてきたテクニカルディレクターの安倍栄司氏。同氏のもと、コンテンツプランナー・クリエイター・演出家・ロボットエンジニアなど、これまでロボット業界を牽引してきたメンバーによって構成されている。
ロボット応援団のメンバーは、コロナ禍によりあらゆる活動が制限を受けた2年間、プロ野球の無観客試合のソリューションとして「ロボットによる応援」に取り組んできた。2020年6月から9月の期間、20体のPepperによる福岡ソフトバンクホークスの応援プログラムの開発および実施オペレーションを、ソフトバンクロボティクスの依頼により電通と協業で実施。これを契機に、北海道日本ハムファイターズvs福岡ソフトバンクホークス 「ロボット応援大戦」応援プログラムとオンライン観戦プロモーションの実施や、ギネス世界記録「最大のロボット応援団」の認定セレモニーイベントでPepper100体によるパフォーマンスを実施するなど、ロボットテクノロジーを活用した応援をさまざまな分野に広げてきた。
代表理事の安倍氏は、これまでの活動を通して、「ロボットテクノロジーを活用した非接触ソリューションの可能性を見出すことができた」として、「ロボットによる応援」をさらに広げるべく社団法人を設立したと述べた。今後は国内外問わず、国際大会・メジャーリーグ・アマチュアスポーツを含めたスポーツ応援全般におけるプロモーション応援や、企業広報・宣伝活動に寄与するマーケティング応援など、人間社会のあらゆる活動を、ロボットを駆使したソリューションによって応援していきたいとしている。

メンバー

テクニカルディレクター・代表理事:安倍栄司
クリエイティブディレクター・理事:瀧口裕
ロボット&おもちゃクリエイター・理事:髙橋征資
ロボット演出家・理事:笹江幸弘
マーケティングディレクター・理事:蓮実一隆