三菱地所レジデンスは、国内初(サイバーエージェント調べ)デジタルツインとの直接広告契約を締結し、「ザ・パークハウス」の仮想空間「SUPER MODEL ROOM」にて7月28日よりデジタルツイン冨永愛が入居を開始した。
今回は、サイバーエージェントが提供する、著名人のデジタルツインをキャスティングするサービス「デジタルツインレーベル」において、世界的トップモデルの冨永愛さんのデジタルツインが三菱地所レジデンスと直接広告契約を締結。新築分譲マンション「ザ・パークハウス」の仮想空間『SUPER MODEL ROOM』の広告キャスティングに起用された。

同サービスでは、CyberHuman Productionsがプロモーション映像の制作を行い、冨永愛さんのデジタルツイン、およびモデルルームの3DCG制作を担当した。ヘアメイクや衣装スタイリングは各プロフェッショナル監修のもと制作をし、ハレとケや季節、時期に応じたスタイルを作り上げている。

住居は実際のモデルルームをフォトグラメトリーやレーザースキャンすることで、高い写実性と再現性を実現した。また、バーチャルカメラによる撮影や、高度なリアルタイム3DツールのUnreal Engineなどを用いて制作することで、広告クリエイティブの制作工数を大幅削減。さらにデジタルツイン起用であれば、本人の稼働なく新たな衣装やポージングによる素材の作成が可能となり、広告配信の結果に応じてバーチャルモデルルーム内で何度も撮影ができるなど、柔軟な広告制作と運用が実現できる。

ルームツアーや、チャットボットでコミュニケーションをするデジタルツイン冨永さんの音声は、「AI Lab」が持つAI音声合成技術にて実現され、わずかなニュアンスの違いを表現できる抑揚技術により、当案件全ての音声を自動生成している。

同社は、今後も「デジタルツインレーベル」を通じ、新しい価値を生み出す「人のデジタルツイン」の可能性を追求し、デジタル空間だからこそできる表現やクリエイティブとテクノロジーの融合により新しい制作手法を生み出すことで世界に挑戦するとともに、企業の新たなマーケティング活動の拡大に貢献するとしている。
ザ・パークハウス『SUPER MODEL ROOM』
ザ・パークハウス『SUPER MODEL ROOM』