dotは、集英社「少年ジャンプ+」編集部の協力を得て、各客室でマンガ作品とコラボレーションしたコンセプト型のプライベートサウナ付カプセルホテル「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO(マンガ アート ルーム ジンボウチョウ)」を9月1日オープンした。
2019年に開業したマンガを”Art”として捉えるコンセプト型カプセルホテル「MANGA ART HOTEL,TOKYO(マンガアートホテル トーキョー)」の新たな展開としてオープンし、五感をととのえて作品に没入し、マンガのことしか考えられない至福の「漫画脳」体験をテーマに掲げている。

なお、「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」は、集英社によるスタートアップアクセラレータープログラム「マンガテック2020」において採択されたプロジェクトだ。“マンガ作品の世界に浸り過ごす一室のみのホテル”“世界に一つしかないオリジナルの作品が飾られた美術館”を、一日一組限定で、貸切で作品を堪能できるという体験型ホテル“という「マンガテック2020」で生み出したコンセプトを元に、少年ジャンプ+編集部の協力のもと、この度実現に至った。

また、オープンと同時にマンガ作品とのコラボレーションも実施される。第1弾として、集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」連載中のオカルティック青春物語『ダンダダン』(著・龍幸伸)の複製原画やオリジナルコンテンツを展示した客室を期間限定で展開する。
高精細印刷で制作された『ダンダダン』の30枚以上におよぶ複製原画が、洞窟のようなベッドや壁面に埋め込まれた専用のアクリルフレームに収められ、空間と一体化した特別な展示を満喫できるとしている。その他、今回の展示のためだけに実施した、ネーム、大判のパネル展示や関連作品の展示など、この場所でしか味わうことのできない体験が用意されている。

また、各客室には、アートの観点でキュレーションされたマンガ作品に加え、貴重なコンテンツの展開を披露していく。また、空間デザインのテーマとなるのは“マンガの洞窟”。本棚の集積によって生まれるランドスケープによって、五感でマンガを味わう特別な宿泊体験が実現する。マンガの作品世界の奥へと入っていくような没入体験のイメージを、物理的な建築のかたちで表現し、他にない特別な宿泊空間として設計されている。裏側の奥まった洞窟内には、ダブルベッドが配置され、マンガに囲まれながら一晩中作品が楽しめる空間を作り出している。

さらに、「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」では、空前のサウナブームで盛り上がりをみせている「ととのう」作用にも注目。ルームサウナを設け、マンガの世界に深く没入できるコンテンツと空間デザインを提供する。
新宿泊体験となるルームサウナ “KUHAKU”
新宿泊体験となるルームサウナ “KUHAKU”
マンガの画を構成する白をモチーフとした部屋「白の洞窟/MANGA CAVE WHITE」
マンガの画を構成する白をモチーフとした部屋「白の洞窟/MANGA CAVE WHITE」
マンガの画を構成する黒をモチーフとした部屋「黒の洞窟/MANGA CAVE BLACK」
マンガの画を構成する黒をモチーフとした部屋「黒の洞窟/MANGA CAVE BLACK」