小田急不動産は「この街を愛し、ここにしかない人生の景色を描く。」というミッションを2020年2月に策定して以来、小田急沿線に密着した企業として、さまざまな取り組みを実施しており、その取り組みのひとつとして、仲介営業部の社員が街を巡って取材を重ね、実際にある店舗や施設、街の景色を組み込みながら、フィクションの物語として1冊のブックにまとめた「まちまちストーリーズ」を制作している。同ブックは2020年11月発刊の第1巻に続き、2021年4月の第2巻も好評を呼んだことから、このたび第3巻が発刊されることとなった。
小田急不動産の仲介事業では、不動産仲介業を通じて、街と街に暮らす人々に真摯に向き合い、小田急沿線に暮らす人々の幸福と感動を創造していきたいという思いから、「まちまちストーリーズ」シリーズを制作、小田急不動産各店で無料配布している。

最新刊となる第3巻のコンセプトは『はじまり』。コロナで閉塞感が漂い、世界情勢にも緊張感が高まるなか、「それでも、常に新しいことは始めることができる」、「たとえ小さくても、そのエネルギーを大事にしたい」といった思いを込めて、「代々木上原」「向ヶ丘遊園」「栗平」「座間」「大和」「本厚木」の6つの街を舞台に、各章多彩な物語を描いている。また、雑誌『暮しの手帖』の表紙絵や広告をはじめ、食や旅、暮らしを題材にした著述でも知られる画家の牧野伊三夫氏が挿絵を手掛けており、優しい印象のブックとなっている。