博報堂と博報堂DYメディアパートナーズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムの 3 社横断の戦略組織「HAKUHODO DX_UNITED」の動画に特化した運用型クリエイティブのエキスパートチーム「Quick Movie(クイックムービー)」は、TikTok for BusinessがTikTokのマーケティング活用を支援する事業者を認定するTikTokマーケティングパートナープログラムにおいて、日本企業として初めてクリエイティブの分野でパートナーとして認定され、「認定クリエイティブバッジ」を取得したことを発表した。
認定クリエイティブバッジとは、TikTokマーケティングパートナープログラムのなかでも、とくにTikTokのクリエイティブに対して広く知見を持ち、制作を実行することのできるパートナーに付与されるもので、10月3日時点で、世界で75以上の企業が取得しており、日本ではQuick Movieチームが初めて取得した。認定されたパートナーは、TikTok Smart Tagという新たなクリエイティブ管理ツールを使用することができ、通常のTikTok管理画面機能では実現できないクリエイティブ分析や、キャンペーン管理が可能になる。
Quick MovieとTikTok for Businessは、TikTokが日本での広告配信サービスの提供を開始した2018年よりTikTokの分析やクリエイティブTipsの収集、合同の勉強会などを積極的に行ってきた。2021年には日本の広告会社としては初となる共同クリエイティブチーム「TiQuick(ティクイック)」を、縦型動画に特化した豊富な経験をもつクリエイター、各動画プラットフォーム・ソーシャルメディアの特徴と文脈に精通したプランナーが在籍するエキスパートチームとして結成。TikTok活用事例や運用型広告の分析、他のメディアと組み合わせた場合の効果測定、そしてクリエイティブ手法の開発に取り組むなかで、心をつかむ縦型「フルアテンション(全集中)」動画のソリューション開発をはじめ、ユーザーやプラットフォームの特長に合わせた提案を行ってきた。このような実績から、日本企業としては初めて認定クリエイティブバッジを取得した。

今後Quick Movieは認定されたパートナーとしてTikTok Smart Tagを活用し、クリエイティブの精度および運用を高めていくことで、生活者にブランド・商品との出会いや、好きになってもらう「きっかけ」つくりを実現するチームを目指す考えだ。