福岡県大川市は、大川市の家具職人技と福岡市のロボットメーカーテクノロジーで誕生した、自分で動くちょっと未来の家具「ロボ家具」のWeb動画第2弾「ロボ家具ダンス篇」を、10月5日より放映開始した。
「ロボ家具」とは、大川市が企画、大川市の木工家具メーカー・丸庄と福岡市のロボットメーカー・匠によりつくりあげた自分で動く家具。家具とロボットがひとつになった家具を「ロボ家具」と名付け、特別なソファを製作した。「家具のある新しい暮らしの豊かさ」のコンセプトのもと、家具が動くことで、模様替えが楽になり、子どもの遊び道具やお年寄りの移動サポートに役立つなど、「暮らしのパートナーとして存在する家具」という、ちょっと未来の家具を具現化している。なお、「ロボ家具」は非売品。

この「ロボ家具」の動画は、2017年の「ネコ家具」シリーズ、家具のある新しい暮らしの豊かさを表現した2022年1月公開の「ロボ家具」と、日本だけでなく世界でも反響を呼び、木工・家具産業の振興につなげる施策を展開してきた大川家具の未来に明るい兆しとなった。

今回の動画では、大川市の大川樟風高等学校のダンス同好会と一緒に移動や回転したりする「ロボ家具ダンス」で家具が動く楽しさを表現した。ソファに加え動くテーブルも登場。暮らしのパートナーとして人と一緒に楽しむ家具の姿を楽しむことができる。