トヨタと世界ゆるスポーツ協会、新スポーツ「スペースサッカー」を共同開発
トヨタは、給電車で社会を変える「#電気が動くとできること」プロジェクトを始動。プロジェクトの第1弾として、世界ゆるスポーツ協会とクルマの給電機能を活用した新スポーツ『SPACE SOCCAR(以下、スペースサッカー)』を共同開発した。10月10日、スポーツの日より提供が開始されている。
災害時の非常用電源として役立つことから、これまで防災対策の一環として、被災地や避難所での活用を進める取り組みとして利用されてきた給電車。今回トヨタは、そうした「もしもの時」だけでなく「いつもの暮らし」においても活用できる、給電車のフェーズフリーな可能性を広げるため「#電気が動くとできること」プロジェクトを始動した。
共同開発された「スペースサッカー」は、誰でも楽しめる新しいスポーツジャンルをつくりだすスポーツクリエイター集団・世界ゆるスポーツ協会と共同で開発した、心と身体の運動不足を改善するスポーツだ。宇宙船に見立てたクルマからの電気をエネルギーとして、椅子に座ってボールを蹴り、惑星に見立てた相手ゴールを狙う。
3人のクルーと協力し、安全かつ正確にEVA(船外活動)を成功させる競技となっている。体力差も、年齢差も、電気の力で少なくでき、世代間交流を楽しく実現する新しいスポーツだ。クルマを活用した新競技であることから、サッカー【SOCCER】の名前にCARの字があてられている。自動車を移動の手段だけでなく「動く電源」という未来のインフラとして活用した一例だ。
また、この開発の背景として、コロナ禍によって高齢者の体力・運動能力の傾向が一変したことがあげられている。長期間にわたる移動や外出の自粛などにより活動の機会が失われ、高齢者の身体機能が全国的に急低下している可能性が見られた。また、運動時間が減った人ほど、趣味や娯楽への参加も減っていると言われている。高齢者が疎外されず、誰もが楽しく心と身体を動かせるような場所づくりが期待されているという背景から、今回、心と身体の運動不足を改善するスポーツ「スペースサッカー」が開発された。
共同開発された「スペースサッカー」は、誰でも楽しめる新しいスポーツジャンルをつくりだすスポーツクリエイター集団・世界ゆるスポーツ協会と共同で開発した、心と身体の運動不足を改善するスポーツだ。宇宙船に見立てたクルマからの電気をエネルギーとして、椅子に座ってボールを蹴り、惑星に見立てた相手ゴールを狙う。
3人のクルーと協力し、安全かつ正確にEVA(船外活動)を成功させる競技となっている。体力差も、年齢差も、電気の力で少なくでき、世代間交流を楽しく実現する新しいスポーツだ。クルマを活用した新競技であることから、サッカー【SOCCER】の名前にCARの字があてられている。自動車を移動の手段だけでなく「動く電源」という未来のインフラとして活用した一例だ。
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