リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を提供するPsychic VR Labは、STYLYを活用して世界中の都市空間をXRで拡張する「リアルメタバースプロジェクト」の一環として、空間をNFTで売買可能にする世界初(*etaverse Japan調べ)のプロジェクト「METADIMENSIONS」を発足。9社のパートナーとともに、日本カルチャーの発信地である渋谷のランドマーク「渋谷スクランブル交差点」をXR化した「渋谷スクランブルレイヤー」が10月15日より正式オープンした。
「渋谷スクランブルレイヤー」は複数のレイヤーで構成されており、NFTブランドやアーティストとコラボレーションしたレイヤーもあれば、IPとコラボレーションしたエンターテインメントレイヤーなど複数存在させることができる。ユーザーはフィジカルな渋谷スクランブル交差点を訪れ、好みのレイヤーに切り替えるなど、いつもとは違った渋谷を楽しむことができる。

同プロジェクト第1弾として、暴走族カルチャー×サイバーSFの世界観で描いたNFT・メタバースプロジェクト「BŌSŌ TOKYO」と「MADWORLD HONG KONG LIMITED」とタッグを組み、渋谷スクランブルレイヤーに10月15日から11月13日の期間限定で、イベント「BŌSŌ SCRAMBLE」を展開する。このイベントでは、スマートフォンでのAR体験やNFTの購入も可能となる予定だ。
今後はリアルな渋谷スクランブル交差点の上に重なるデジタルレイヤーにスマートフォン(将来的にはARグラスを予定)とSTYLYアプリを通じてアクセス可能となり、いままでにない都市型XRエンターテインメントをユーザーへ提供していく。また、今回は3年目を迎えるバーチャルイベント「バーチャル渋谷au5Gハロウィーンフェス2022」とも連携し、リアル・バーチャル双方で渋谷を盛り上げる。

ウィズコロナ時代は実空間の代替ではなく、メタバースを街に開き都市自体の体験価値を高めるリアル・バーチャルが融合した新たなライフスタイルの提案をめざす。いままでにない形で街に人流を生み出し、街の発展に寄与していく狙いだ。今後は渋谷だけでなく、国内・国外含めた都市空間への展開を予定している。