朝日新聞社は、10月20日の「新聞広告の日」の朝日新聞朝刊に、エンタメ、スポーツ、漫画業界でライバルともいえる他者同士が、新聞広告を通して讃えあうプロジェクト「#2022年を愛の年に🤝」を掲載した。日常生活に悩みや不安を感じる人が77.6%を超え過去最高を記録するなど、議論や分断が多く生まれた2022年を愛の年にすべく、プロジェクトを展開していく。
内閣府が1月7日に公表した「国民生活に関する世論調査」によると、日常生活での悩みや不安について「感じている」「どちらかと言えば感じている」と回答した人は77.6%に上り、過去最高を記録。前回の調査実施は新型コロナウイルス禍以前の2019年度で、その時の63.2%から大きく増加した。さらに調査実施後も、歴史的猛暑が記録されるなかでのマスク生活が続いたり、止まらない値上げラッシュが家計を苦しめたりするなど、2022年は生活者の悩みや不安を増幅させる出来事が多く続いた。

こうした社会的背景を受け、新聞広告の日プロジェクト「#2022年を愛の年に🤝」では、少しでもポジティブな機運を醸成すべく、エンタメ、スポーツ、漫画業界でライバルともいえる他社同士が、ひとつの紙面で互いに讃えあう機会を提供した。同プロジェクトでは、「広告=自社の宣伝」という枠組みを超え、他社との違いを認め、誰であろうと讃えようと発信している。

プロジェクトステートメント

2022年はまだ、愛の年にできる。

前を向くにも、ちからが必要な1年だった。
止まらない値上げラッシュが、家計を苦しめた。
思いもよらない出来事が、さまざまな議論や分断を生んだ。

未来に大きな希望を見出すには、まだ時間がかかるかもしれない。
だけど、生きる励みや小さな希望を増やすことは、いつだってできる。

煽りあうより、讃えあおう。
10月20日、今日は新聞広告の日。
アイドルと、バーチャルライバー。セ・リーグ王者と、パ・リーグ王者。最先端の漫画と、リアルな漫画。
それぞれの舞台で熱狂を生むライバルたちが讃えあう機会を、まずはつくりました。
あらゆる世代の目に届く新聞広告をつかって。

今年も、あと73日。
人とのちがいを、認めよう。「いいね」と思ったら、誰であろうと褒めよう。
愛を増やすことは、この瞬間からはじめられるのだから。

#2022年を愛の年に🤝

「讃えあい広告」掲載ビジュアル

■アイドルと、バーチャルライバー
■セ・リーグ王者と、パ・リーグ王者
■最先端の漫画と、リアルな漫画