学校に無料の生理用品を詰めたボックスを寄付し、生理期間中の学生を支援することを目的としたイギリス発祥のチャリティ団体レッドボックスジャパン(REDBOXJAPAN)は、デジタルイベントの企画・運営事業を手掛けるMETALIAと提携し、NFTを活用したグローバルチャリティプロジェクトを開始した。
赤い箱に生理用品を詰めて学校に寄付し、生理中の学生を支援することを目的に、2017年にイギリスで始まった社会運動「Red Box Project」。日本では2019年12月より、レッドボックスジャパンとして日本国内で活動を行っている。現時点で、日本全国260の学校や教育機関にレッドボックスの導入を実施。「生理用品をみんなが使える」を当たり前にし、「生理」を通して自分のからだのこと、今の世界の課題や考え方を知り、より良い世の中を一緒に考える “きっかけ作り” を目指している。

今回は、「広く世界中の人に見てもらえ、生理の貧困問題を認知してもらえること」、そして「より多様な決済窓口から多くの寄付を募りやすいこと」に着目し、チャリティプロジェクトの一環としてNFTを制作した。世界トップレベルのCGイラストレーターと協業し、レッドボックスの赤い箱のロゴをリデザイン。当事者だけでなく、それを支える全ての人にとってカラフルで希望を持てるデザインは何か議論を重ね、イラストとリールを合わせて5点作成した。 NFTの売上は日本を中心にインドネシア・タイの学校へ通う学生への生理用品配布や教育活動のため活用される。