JAGDA賞2023、各グラフィックデザイン賞が決定　「第25回亀倉雄策賞」は初の2名同時受賞に

日本グラフィックデザイン協会（以下 JAGDA）は、通巻43冊目となる年鑑『Graphic Design in Japan 2023』の掲載作品選考会にて、約580作品の入選を発表し、そのなかから「第25回亀倉雄策賞」「JAGDA賞2023」「JAGDA新人賞2023」をそれぞれ決定した。

年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に授与される「亀倉雄策賞」には、「デザインあneo　あのテーマ」コンテンツ映像を手掛けた岡崎智弘、「玉造幼稚園」サイン計画を手掛けた三澤遥の2名が初の同時受賞に輝いた。

また、JAGDA新人賞2023では、矢後直規、藤田佳子、石塚 俊の3名が受賞。JAGDA新人賞展2023は4月18日から5月27日の間、東京中央区クリエイションギャラリーG8で開催されたのち、国内巡回を予定している。

各受賞作品は以下の通り。

第25回亀倉雄策賞（2名／2作品）

受賞者：岡崎智弘
受賞作品：放送局の番組コンテンツ映像「デザインあneo あのテーマ」（クライアント：日本放送協会） 受賞者：三澤遥
受賞作品：幼稚園のサイン計画「玉造幼稚園」（クライアント：玉造幼稚園／ジャクエツ）
 

JAGDA賞2023（10作品）

・ポスター「これはリンゴではない」（服部一成）
・ジェネラルグラフィック「芸術激流 ラフティング＋アート」（牧 寿次郎）
・CI・VI・シンボル・ロゴ「Juchheim」（永井一史）
・ブック・エディトリアル「岩松了戯曲集（1986-1999 / 2000-2022）」（葛西薫）
・パッケージ「七條甘春堂」（関本明子）
・新聞広告・雑誌広告「ユーミンをめぐる物語」（窪田新）
・環境・空間「玉造幼稚園」（三澤遥）※亀倉雄策賞と同時受賞
・デジタルメディア「演奏図案」（坂本俊太）
・映像「POCARI SWEAT 手をのばそうよ。届くから。」（松永美春）
・複合「香林居」（藤田佳子）※新人賞と同時受賞

JAGDA新人賞2023（3名）

矢後直規（博報堂、SIX）
藤田佳子（サン・アド）
石塚 俊（フリーランス）