交通広告グランプリ2025 グランプリは創味食品「焼肉の部位ジャック広告」、決め手は「ど真ん中表現」

ジェイアール東日本企画は、7月31日、「交通広告グランプリ2025」の受賞作品を発表した。

交通広告グランプリは、交通広告・街ナカサイネージ作品を対象とした広告賞であり、「駅メディア部門」「駅ポスター部門」「車両メディア部門」「デジタルメディア部門」「空間プロデュース部門」「メディアプロモーション部門」の全6部門で構成されている。審査対象は、2024年4月1日から2025年3月31日の期間中に、ジェイアール東日本企画が販売・管理を行う「JR東日本」「つくばエクスプレス」「ゆりかもめ」「りんかい線」「JR貨物」「しなの鉄道」「東京モノレール」の駅および車両のメディア、ならびに「街ナカサイネージ」に掲出・放映された広告作品である。

各部門から最優秀部門賞1点、優秀作品賞5点、グランプリ1点、JR東日本賞1点の計38作品が選出された。グランプリ、各部門の最優秀部門賞の作品は下記の通り。

グランプリ

広告主名：創味食品
タイトル：焼肉の部位ジャック広告 制作：読売広告社
cd：戸川 進之介
c：中川 雄介、肥後 晶、宮崎 憲一、辻いおり
ad：戸川 進之介
d:庄司 順一、黒田 夏葉
mpl：増田 美香
ae:山口 崇、光永 雄亮、酒井 優輔

展開媒体：ADトレイン

■審査員講評
今年のグランプリは株式会社創味食品の『焼肉の部位ジャック広告』と決定いたしました。電車内の中吊り額面などすべてを活用し、そこへ「ハラミ」「シャトーブリアン」「カルビ」「イチボ」「ネクタイ」など、焼肉の部位を太文字で表記。たとえば「カルビ」という文字。それだけなのに強烈なインパクトがあり、しかもあの、肉が焼ける煙や音などを想起させるシズル感も豊かに伝わってくる。この、ど真ん中表現が評価されました。
コピーライター/クリエィティブディレクター　仲畑 貴志

最優秀部門賞

駅メディア部門
広告主名：タミヤ
タイトル：TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO 開業広告

駅ポスター部門
広告主名：ベルマーク教育助成財団
タイトル：良い行いは、きっと誰かが見ているよ。

車両メディア部門
広告主名：花王
タイトル：家族と愛とメリット

デジタルメディア部門
広告主名：日清紡ホールディングス
タイトル：企業 CM『歌おう！ニッシンボー』シリーズ第6弾「ネコ」篇

空間プロデュース部門
広告主名：KDDI
タイトル：抱きつきUQ ガチャムク

メディアプロモーション部門
広告主名：味の素冷凍食品
タイトル：超ギョーザステーション