なんだかアジア料理が食べたくなるようなある蒸し暑い昼に向かったのは、美味しい中華が楽しめる「中華可菜点心」。

JR渋谷駅の新南改札を右手に曲がり、しばらく進むと入れる、渋谷サクラステージ。
その4階にある、夜はビヤホールになるフードコート「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」内にあるお店です。

天候に左右されづらい、駅直結なのが嬉しいポイント。ずっと涼しいまま進んでいくと、スタイリッシュでおしゃれな座席がたくさん。注文後、少し高さのある椅子に座り、待つことおよそ10分。

注文したのは「ルーローハン&焼売セット」(1500円)と、デザートのごま団子(500円)。
まずはルーローハン。ひと口食べると、いつかの台湾旅行で食べた屋台の味がそこに。八角の香りが本格さをうかがわせます。一見小ぶりですが、食べ進めていくとボリューミーで食べ応えがあります。
続いては3種の焼売も。ふたを開けて湯気が舞い上がるせいろをわくわくしながらのぞき込むと、定番の焼売から少し透けている焼売、赤飯のような生地で包まれた焼売まで、色とりどり。もちもちした皮と具材のハーモニーが楽しいひと品でした。
デザートのごま団子はカリっ、もちっ、ふわっと3段階で楽しめて大満足。甘すぎない絶妙なバランスで、あっという間に完食しました。

何にもない日のランチを少し特別にしたいときや、すこし生活に彩りをプラスしたいとき、訪れてみてはいかがでしょうか。

◎ひらめきポイント
お洒落な食器。少しブルーがかったつるつるのお茶碗や、花の絵をあしらった、ざらざらした平皿など。手触り含めて楽しめるので、五感を使ってランチを楽しむことができます。
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浅田栞里
町中華と喫茶店とジャズが好きな、都内ではたらくOL。最近手に入れた一眼を持って、冒険に出かけるのがマイブームです。
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ひらめきランチ
発想力のある人は、ちゃんと外出ランチを楽しんでいるに違いない。ひらめきが足りないのは、ランチが足りないからだ! そんな仮説に基づいて、<ひらめきランチ探検隊>が結成されました。探検隊の原則は、3つ。①広告・メディア・マーケティング系の人がいそうな界隈を探索する。②1500円以内で探索する(1000円以内も積極的に)。③メニューにアイデアがある気合い充分・独立系のお店を探索する。クリエイティビティとランチの関係について探ります。
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