頭と心に効くランチはどこだ? 探検隊がゆく!

どんな時に人はひらめくのか。それは頭がオンラインからオフラインに切り替わる時らしいのです。あのニュートンも自宅の研究室(オン)を出て、林檎の樹の下に佇んでいた時(オフ)、林檎が落ちてきてひらめきました。ま、この話はつくり話だったとしても、ある数学者が何年間も考え続けていた(オン)難問を「もう無理!」と叫び、リビングのソファに諦めて横になった時(オフ)、アイデアが降りてきたという話もあります。「デスクにはアイデアはない」と言われるし、オン・オン・オンでは、発想ジャンプはできません。もちろん、オフ・オフ・オフでは、何にも生まれてこないけど(笑)。

僕自身のささやかなクリエイター人生でも、ひらめいたのは、オンからオフの転換時が多かったです。何時間打ち合わせしても駄目アイデアしか出なくて、失意のまま終電に乗って、揺られて、街の夜景を見た瞬間、「そいつ」がやってきたこともあります。そして、かなりひらめき率高かったのが、会議後の食事とお酒の場。しかも、食べている途中。呑んでいる途中。解決脳が楽しみ脳に変わる。集中脳がだらけ脳に変わる。その瞬間、キャンペーンの構造を思いついたり、ぶっ飛んだ企画を思いついたりしたこともありました。

さて。ひっぱりが長かったですね(笑)、そんなわけで、ひらめきランチ。今回は、会社を出て編集部のKくんと、温かい日差しのなか春風に吹かれて、南青山三丁目交差点近くの<5丁目 千 きいろ>へ。店の前にはかなり癖のある筆文字でランチメニューが書かれています。大きく分けると、メンチカツと炭焼き魚の2ジャンル構成(ジャンルの距離は結構ありますよね)。ごはんと味噌汁のおかわりどうぞ、も大きく筆文字で。魚好きの僕は、「よし、焼き魚!だ」と心に決め、地下一階へと歩みを進めるのでした。
炭火焼です。なるほど、やっぱり、とにかく、こうでなくちゃ。銀ダラを一口、食した瞬間、その思いが溢れました。炭火焼だと、余分な油が落ちるんです。そして、落ちた油が炭に落ちて燃えて、炭独特の香りを放ち、余分な匂いも消してくれる、そして、美味しい焦げ目を食材に刻印する。うなぎの蒲焼を想起すれば、わかると思います。発見は、銀たらの皮。いつも皮は油っぽいこともあり、残してしまうことが多いのですが、この皮は絶妙。ちょうどいい感じで油が落ちて、でも美味しい油分だけは残って大満喫でした。一度、お試しあれ。
会社(オン)→炭焼魚(オフ)。で、何か、ひらめいたか? 僕は、ゴールデンウィーク明けに某所に旅行に行こうと決心しました。ま、大したひらめきではないですが(笑)。

◎ひらめきポイント:魚を食べると睡眠の質が上がる。オメガ3脂肪酸がその力の元。睡眠の質が上がることで、IQが上がることも立証されつつあるそうです。肉食中心の人も、週に2~3回、魚を食べると思考の質が上がりそうですね。
写真
黒澤晃
ひらめきランチ探検隊 隊長
クリエイティブライター
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