掲載情報|Vol.74-2 マーケティングの恩師・佐藤章から受け取った「熱量」が、今も私を突き動かす キャリアアップナビ

2025年、湖池屋 執行役員兼マーケティング本部 副本部長に就任したのは新井美彩さんです。新井さんのマーケターとしてのキャリアスタートは、実は新卒で入社したキリンビバレッジでの元上司であり、現在は湖池屋の社長を務める佐藤章さんの下でのOJTでした。キリンビバレッジ時代に「FIRE」や「生茶」などの大ヒットを連発し、「伝説のマーケター」と呼ばれる佐藤さんの下で、ゼロからマーケティングを教わった新井さん。人を育てる立場になった今、若い世代のマーケターたちに何を伝えるのでしょうか。マスメディアンのキャリアコンサルタント・荒川が伺いました。
マスメディアン荒川が取材をした「キャリアアップナビ」記事が、宣伝会議「AdverTimes.」に掲載されました。
はい。キリンビバレッジに新卒で入社して営業事務を務めていましたが、もともとモノづくりに憧れがあって。年1回、会社に提出するキャリア申告書に、マーケティング部門へ行ってやりたいことを枠からはみ出すぐらいにたくさん書いて提出したんです。マーケティングのことは何もわからない丸腰状態でした。それでも申告書から圧が伝わったのか、念願かなって異動できることになったんです。
そこで当時、マーケティング部門の部長代理を務めていたのが佐藤章でした。私が異動した1999年は、その後、発売初年度3億本販売の大ヒットを遂げる缶コーヒー「FIRE」が、いよいよ世に出るタイミング。
続きはこちら
──前職のキリンビバレッジでは、湖池屋の現社長・佐藤章さんの下でマーケティングの基礎を築かれたそうですね。マーケティング職になった経緯から教えてください。はい。キリンビバレッジに新卒で入社して営業事務を務めていましたが、もともとモノづくりに憧れがあって。年1回、会社に提出するキャリア申告書に、マーケティング部門へ行ってやりたいことを枠からはみ出すぐらいにたくさん書いて提出したんです。マーケティングのことは何もわからない丸腰状態でした。それでも申告書から圧が伝わったのか、念願かなって異動できることになったんです。
そこで当時、マーケティング部門の部長代理を務めていたのが佐藤章でした。私が異動した1999年は、その後、発売初年度3億本販売の大ヒットを遂げる缶コーヒー「FIRE」が、いよいよ世に出るタイミング。
続きはこちら