掲載情報|Vol.75-2 「ユーザーは数値ではなく、悩みを持つ人間」共感が世界に刺さるアプリを生んだ キャリアアップナビ

全世界で6500万人を超える登録ユーザーを持つカレンダーシェアアプリ「TimeTree」。TimeTreeの吉本安寿さんは、2024年よりCPO(最高プロダクト責任者)兼共有カレンダー本部本部長として、プロダクトの成長戦略を担っています。
大学院では分子生物学を専攻し、卒業後は研究職ではなくヤフー(現LINEヤフー)に入社、一からマーケティングを学んだのち、サービスづくりを経験するためカカオジャパンに出向。そこから少数精鋭のスピード感を経験したことで、JUBILEE WORKS(現TimeTree)にジョインし、マーケティングとプロダクトマネージャーを兼任。一見、点在しているように見える吉本さんのキャリアは、俯瞰して見ると大きな一つの面でつながっているといいます。
TimeTreeがグローバルに広がった理由を、吉本さんは「ユーザーを数値ではなく、ひとりの人間として捉えてプロダクトをつくっているからだ」と語ります。現在の登録者数に満足せず、文化や習慣を変えるような、今までにない価値を世界に届けたいと語る吉本さんは、これまでどのようなキャリアを築いてきたのでしょうか。マスメディアンのキャリアコンサルタント・荒川が伺いました。
大学院では分子生物学を専攻し、卒業後は研究職ではなくヤフー(現LINEヤフー)に入社、一からマーケティングを学んだのち、サービスづくりを経験するためカカオジャパンに出向。そこから少数精鋭のスピード感を経験したことで、JUBILEE WORKS(現TimeTree)にジョインし、マーケティングとプロダクトマネージャーを兼任。一見、点在しているように見える吉本さんのキャリアは、俯瞰して見ると大きな一つの面でつながっているといいます。
TimeTreeがグローバルに広がった理由を、吉本さんは「ユーザーを数値ではなく、ひとりの人間として捉えてプロダクトをつくっているからだ」と語ります。現在の登録者数に満足せず、文化や習慣を変えるような、今までにない価値を世界に届けたいと語る吉本さんは、これまでどのようなキャリアを築いてきたのでしょうか。マスメディアンのキャリアコンサルタント・荒川が伺いました。
マスメディアン荒川が取材をした「キャリアアップナビ」記事が、宣伝会議「AdverTimes.」に掲載されました。
私のターニングポイントは、ヤフーからカカオジャパンに出向したときだったと思います。ヤフーではインターネット広告を主に担当していました。しかし、Web業界にいるなら、いつかはサービスをつくってみたいという気持ちがあり、ずっと機会をうかがっていたんです。
カカオジャパンに出向してまず驚いたのは、少数精鋭のスピード感でした。自分のアイデアがすぐに形になり、世の中に価値を届けられるダイナミックさを経験できました。
その後、ヤフーに戻ることになったのですが、少数精鋭で業務にあたっていたカカオジャパンとは意思決定のスピード感の違いがありました。また自分の考えをダイレクトに伝えられる環境で働きたい。そう考え、スタートアップ企業を目指して転職活動をしました。内定をいただいた会社もありましたが、結局その会社ではなく、カカオジャパン時代に一緒に働いた仲間が立ち上げた、TimeTree(当時はJUBILEE WORKS)に入社しました。
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「サービスはユーザーとの対話」TimeTreeの姿勢に共感
──吉本さんはヤフーに入社後、カカオジャパンに出向し、のちに現在のTimeTreeに転職されていますが、ご自身のキャリアにおけるターニングポイントはどこだったとお考えですか?私のターニングポイントは、ヤフーからカカオジャパンに出向したときだったと思います。ヤフーではインターネット広告を主に担当していました。しかし、Web業界にいるなら、いつかはサービスをつくってみたいという気持ちがあり、ずっと機会をうかがっていたんです。
カカオジャパンに出向してまず驚いたのは、少数精鋭のスピード感でした。自分のアイデアがすぐに形になり、世の中に価値を届けられるダイナミックさを経験できました。
その後、ヤフーに戻ることになったのですが、少数精鋭で業務にあたっていたカカオジャパンとは意思決定のスピード感の違いがありました。また自分の考えをダイレクトに伝えられる環境で働きたい。そう考え、スタートアップ企業を目指して転職活動をしました。内定をいただいた会社もありましたが、結局その会社ではなく、カカオジャパン時代に一緒に働いた仲間が立ち上げた、TimeTree(当時はJUBILEE WORKS)に入社しました。
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