Z世代の7割はサブスク利用経験あり、X世代と25ポイント差【KINTO調べ】
KINTOは、4月12日から16日の間、全国のZ・Y・X世代それぞれ330名(合計990名)を対象に、各世代の「消費」に対する意識の比較調査をインターネット調査で実施した。この調査から、Z世代の71.2%がサブスク利用経験あり、Y世代より10ポイント以上、X世代より約25ポイント高いなど、世代間の差が明らかになった。
調査サマリーと主な調査結果は以下の通り。
Z世代の71.2%がサブスク利用経験あり、Y世代より10ポイント以上、X世代より約25ポイント高い結果に
「Q1.現在、サブスクリプションサービスを利用していますか。」と質問したところ、Z世代は「利用している」が59.1%、「現在は利用していないが、過去に利用したことがある」が12.1%、Y世代は「利用している」が47.6%、「現在は利用していないが、過去に利用したことがある」が10.9%、X世代は「利用している」が37.5%、「現在は利用していないが、過去に利用したことがある」が9.4%という回答となった。
利用中のサブスク、全ての世代で第1位は「動画配信」
現在サブスクを利用していると答えた人に、「Q2.どのようなサブスクリプションサービスを利用していますか。」と質問したところ、各世代ともトップ3は変わらず「動画配信」「音楽配信」「電子書籍」の順となった。また、「車のサブスク」は、Z世代の5.1%、Y世代の4.5%が利用している実態がわかった。
普段の情報源、全世代でテレビが最多、次いでZ世代はTwitter、Y世代はYouTube、X世代はニュースサイト・アプリという結果に
「Q3.普段チェックしている情報源として、当てはまるものを教えてください。」と質問したところ、Z世代は「テレビ」が54.5%、「Twitter」が48.8%、「YouTube」が48.5%、Y世代は「テレビ」が62.1%、「YouTube」が51.8%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」が40.0%、X世代は「テレビ」が72.7%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」が57.9%、「Webメディア」が53.3%となった。
各世代ともテレビが情報源という回答が最多に。Z・Y世代はSNSメディアが高く、新聞は大きく下回る結果となったが、X世代は反対にZ・Y世代より10ポイント以上高く新聞をチェックしている実態も明らかとなった。
最も信頼している情報源は全世代とも「テレビ」
Q3で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.普段チェックしている情報源の中で、最も信頼している情報源を教えてください。」と質問したところ、Z世代は「テレビ」が23.2%、「Instagram」が12.3%、Y世代は「テレビ」が20.9%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」が10.8%、X世代は「テレビ」が25.4%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」が13.8%という回答となった。Z世代においては、普段チェックしているSNSの中でもInstagramに信頼をおく傾向にあり、他世代より突出している。
ECサイトでの買い物頻度、全ての世代で「月に2.3回程度」が最多
「Q5.どのくらいの頻度でECサイトで買い物をしていますか。」と質問したところ、各世代のボリュームゾーンは、Z世代は「月に2.3回程度」が17.0%、「月に1回程度」が15.8%、Y世代は「月に2.3回程度」が20.6%、「月に1回未満」が19.4%、X世代は「月に2.3回程度」29.7%、「月に1回未満」が23.0%となった。ECサイトは全世代に普及しているものの、利用頻度には世代間で差があり、さらに同世代の中でもばらつきが見られる結果となった。
ECで買い物をするときのポイント、Z世代は「価格とコスパ」、XY世代は「価格と送料」を重視
Q5で「ECサイトを利用していない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.ECで買い物をする際に重視していることを教えてください。」と質問したところ、各世代のトップ2は、Z世代は「価格が安いこと」が51.0%、「コスパが良いこと」が46.3%、Y世代は「価格が安いこと」が62.3%、「送料が無料であること」が54.1%、X世代は「価格が安いこと」が65.9%、「送料が無料であること」が53.6%、という回答となった。また、他世代と比べるとZ世代は、「クーポンや特典・ポイント」よりも、「配送が早いこと」を重視する傾向にあると、同社は言及する。
お金をかけたいと思うもの、Z世代は「ファッション」が約5割、XY世代は「趣味」が約4割でそれぞれ最多
「Q7.お金をかけたいと思う項目について、全て教えてください。」と質問したところ、Z世代は「ファッション」が46.4%、「趣味」が34.2%、「旅行・レジャー」が29.1%、Y世代は「趣味」が36.4%、「旅行・レジャー」が33.0%、「食品・飲料」が32.7%、X世代は「趣味」が40.3%、「旅行・レジャー」が34.8%、「食品・飲料」が33.6%となった
Z世代は購入の際に「SDGsへの取り組みやストーリー性」を重視する傾向に
「Q8.食品や日用品を購入する際、SDGsへの取り組みや、ストーリー性のあるブランドの商品を優先して購入したいという想いがありますか。」と質問したところ、Z世代は「かなりある」が13.6%、「ややある」が30.3%、Y世代は「かなりある」が7.9%、「ややある」が26.1%、X世代は「かなりある」が3.3%、「ややある」が27.3%となった。Z世代の4割以上がSDGsへの取り組みなどがある商品の購入を優先すると答え、他世代より重視することがわかった。
車の「所有」へのこだわり、X世代は約半数に対し、Y世代は約3割、Z世代は約4割という結果に
「Q9.車の持ち方として「所有」することにこだわりを持っていますか。」と質問したところ、Z世代は「非常にこだわりを持っている」が13.0%、「ややこだわりを持っている」が28.5%、Y世代は「非常にこだわりを持っている」が10.3%、「ややこだわりを持っている」が22.7%、X世代は「非常にこだわりを持っている」が12.7%、「ややこだわりを持っている」が34.5%という回答となった。X世代は約半数が車の所有にこだわりを見せる一方、ライフステージが変化しやすいY世代は3割程度にとどまる結果に。しかし、Z世代では4割が車の所有にこだわりがあることがわかった。
車の存在、Z世代は「単なる移動手段」、XY世代は「日常生活の充実に欠かせないもの」
「Q10.あなたにとって、車はどのような存在ですか。」と質問したところ、各世代の最多回答は、Z世代は「単なる移動手段」が21.2%、Y世代は「日常生活の充実に欠かせないもの」が26.7%、X世代は「日常生活の充実に欠かせないもの」が31.2%、となった。ただし、Z世代においては「長く楽しめる趣味」「憧れ」といった回答が他世代と比較すると高くなっている。
自分名義の自動車、X世代は約6割が現在所有しているのに対し、Y世代は4割、Z世代は3割未満という結果に
「Q11.自分名義の自動車を所有していますか。」と質問したところ、Z世代は「現在所有している」が28.5%、「過去所有したことがある」が9.7%、Y世代は「現在所有している」が40.6%、「過去所有したことがある」が11.2%、X世代は「現在所有している」が59.4%、「過去所有したことがある」が12.1%という回答となった。若い世代になるにつれ、自分名義の自動車の所有率が低くなっている。
自動車所有、Z世代はオンラインでの購入・契約を検討したい人が12.4%
Q11で「わからない/答えられない」「一度も所有したことがない」以外を回答した方に、「Q12.新しく自動車を所有するとしたら、どのような方法を検討しますか。」と質問したところ、Z世代は「中古車販売店舗」が45.8%、「新車販売店舗(ディーラー)」が44.6%、Y世代は「新車販売店舗(ディーラー)」が59.5%、「中古車販売店舗」が42.1%、X世代は「新車販売店舗(ディーラー)」が68.2%、「中古車販売店舗」が39.6%という回答となった。
Z世代は、オンラインサイトで情報収集から購入・契約まで検討すると答えた割合がほとんど変わらず、高額商材である車においてもオンラインでの買い物に抵抗が少ないといえるかもしれない。また、個人間オークションサイトの検討意向も他世代より高いことがわかった。
調査期間:4月12日~16日
有効回答:全国のZ世代(18~25歳)、Y世代(26~40歳)、X世代(41~55歳)それぞれ330名(合計990名)
調査サマリーと主な調査結果は以下の通り。
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「Q1.現在、サブスクリプションサービスを利用していますか。」と質問したところ、Z世代は「利用している」が59.1%、「現在は利用していないが、過去に利用したことがある」が12.1%、Y世代は「利用している」が47.6%、「現在は利用していないが、過去に利用したことがある」が10.9%、X世代は「利用している」が37.5%、「現在は利用していないが、過去に利用したことがある」が9.4%という回答となった。
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現在サブスクを利用していると答えた人に、「Q2.どのようなサブスクリプションサービスを利用していますか。」と質問したところ、各世代ともトップ3は変わらず「動画配信」「音楽配信」「電子書籍」の順となった。また、「車のサブスク」は、Z世代の5.1%、Y世代の4.5%が利用している実態がわかった。
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「Q3.普段チェックしている情報源として、当てはまるものを教えてください。」と質問したところ、Z世代は「テレビ」が54.5%、「Twitter」が48.8%、「YouTube」が48.5%、Y世代は「テレビ」が62.1%、「YouTube」が51.8%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」が40.0%、X世代は「テレビ」が72.7%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」が57.9%、「Webメディア」が53.3%となった。
各世代ともテレビが情報源という回答が最多に。Z・Y世代はSNSメディアが高く、新聞は大きく下回る結果となったが、X世代は反対にZ・Y世代より10ポイント以上高く新聞をチェックしている実態も明らかとなった。
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Q3で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.普段チェックしている情報源の中で、最も信頼している情報源を教えてください。」と質問したところ、Z世代は「テレビ」が23.2%、「Instagram」が12.3%、Y世代は「テレビ」が20.9%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」が10.8%、X世代は「テレビ」が25.4%、「ニュースサイト・ニュースアプリ」が13.8%という回答となった。Z世代においては、普段チェックしているSNSの中でもInstagramに信頼をおく傾向にあり、他世代より突出している。
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「Q5.どのくらいの頻度でECサイトで買い物をしていますか。」と質問したところ、各世代のボリュームゾーンは、Z世代は「月に2.3回程度」が17.0%、「月に1回程度」が15.8%、Y世代は「月に2.3回程度」が20.6%、「月に1回未満」が19.4%、X世代は「月に2.3回程度」29.7%、「月に1回未満」が23.0%となった。ECサイトは全世代に普及しているものの、利用頻度には世代間で差があり、さらに同世代の中でもばらつきが見られる結果となった。
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Q5で「ECサイトを利用していない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.ECで買い物をする際に重視していることを教えてください。」と質問したところ、各世代のトップ2は、Z世代は「価格が安いこと」が51.0%、「コスパが良いこと」が46.3%、Y世代は「価格が安いこと」が62.3%、「送料が無料であること」が54.1%、X世代は「価格が安いこと」が65.9%、「送料が無料であること」が53.6%、という回答となった。また、他世代と比べるとZ世代は、「クーポンや特典・ポイント」よりも、「配送が早いこと」を重視する傾向にあると、同社は言及する。
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「Q7.お金をかけたいと思う項目について、全て教えてください。」と質問したところ、Z世代は「ファッション」が46.4%、「趣味」が34.2%、「旅行・レジャー」が29.1%、Y世代は「趣味」が36.4%、「旅行・レジャー」が33.0%、「食品・飲料」が32.7%、X世代は「趣味」が40.3%、「旅行・レジャー」が34.8%、「食品・飲料」が33.6%となった
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「Q8.食品や日用品を購入する際、SDGsへの取り組みや、ストーリー性のあるブランドの商品を優先して購入したいという想いがありますか。」と質問したところ、Z世代は「かなりある」が13.6%、「ややある」が30.3%、Y世代は「かなりある」が7.9%、「ややある」が26.1%、X世代は「かなりある」が3.3%、「ややある」が27.3%となった。Z世代の4割以上がSDGsへの取り組みなどがある商品の購入を優先すると答え、他世代より重視することがわかった。
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「Q9.車の持ち方として「所有」することにこだわりを持っていますか。」と質問したところ、Z世代は「非常にこだわりを持っている」が13.0%、「ややこだわりを持っている」が28.5%、Y世代は「非常にこだわりを持っている」が10.3%、「ややこだわりを持っている」が22.7%、X世代は「非常にこだわりを持っている」が12.7%、「ややこだわりを持っている」が34.5%という回答となった。X世代は約半数が車の所有にこだわりを見せる一方、ライフステージが変化しやすいY世代は3割程度にとどまる結果に。しかし、Z世代では4割が車の所有にこだわりがあることがわかった。
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「Q10.あなたにとって、車はどのような存在ですか。」と質問したところ、各世代の最多回答は、Z世代は「単なる移動手段」が21.2%、Y世代は「日常生活の充実に欠かせないもの」が26.7%、X世代は「日常生活の充実に欠かせないもの」が31.2%、となった。ただし、Z世代においては「長く楽しめる趣味」「憧れ」といった回答が他世代と比較すると高くなっている。
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「Q11.自分名義の自動車を所有していますか。」と質問したところ、Z世代は「現在所有している」が28.5%、「過去所有したことがある」が9.7%、Y世代は「現在所有している」が40.6%、「過去所有したことがある」が11.2%、X世代は「現在所有している」が59.4%、「過去所有したことがある」が12.1%という回答となった。若い世代になるにつれ、自分名義の自動車の所有率が低くなっている。
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Q11で「わからない/答えられない」「一度も所有したことがない」以外を回答した方に、「Q12.新しく自動車を所有するとしたら、どのような方法を検討しますか。」と質問したところ、Z世代は「中古車販売店舗」が45.8%、「新車販売店舗(ディーラー)」が44.6%、Y世代は「新車販売店舗(ディーラー)」が59.5%、「中古車販売店舗」が42.1%、X世代は「新車販売店舗(ディーラー)」が68.2%、「中古車販売店舗」が39.6%という回答となった。
Z世代は、オンラインサイトで情報収集から購入・契約まで検討すると答えた割合がほとんど変わらず、高額商材である車においてもオンラインでの買い物に抵抗が少ないといえるかもしれない。また、個人間オークションサイトの検討意向も他世代より高いことがわかった。
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調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査調査期間:4月12日~16日
有効回答:全国のZ世代(18~25歳)、Y世代(26~40歳)、X世代(41~55歳)それぞれ330名(合計990名)