電通グループは、アニメのライセンス業務を中心としたソリューションを提供する新会社「電通アニメソリューションズ」を電通グループの100%連結子会社としてdentsu Japan傘下に7月3日付で設立した。
電通グループでは、電通のコンテンツビジネス・デザイン・センターのアニメ部門を通じて、日本国内のみならず海外拠点の顧客企業に対してアニメを活用したソリューションを提供する機会が年々増加し、同部門の売上総利益は直近2年間で約2倍となったという。こうした市場の拡大や顧客企業からの需要増加を踏まえ、アニメ作品のライセンス業務を主とする新会社を設立することで、専門人材の採用・育成およびノウハウの蓄積を図り、電通グループのアニメ事業の成長を目指す。

なお、今後の同社グループのアニメ事業における組織ごとの役割は以下を予定している。
 
電通 コンテンツビジネス・デザイン・センター アニメ部門:
アニメ作品のプロデュースや、国内外の電通グループの顧客企業に対するアニメを活用したソリューションの提供など。

電通アニメソリューションズ(新会社):
国内外の放送事業者・配信事業者へのアニメ作品の販売や商品化取引、ライセンス業務等。