普段使っている動画配信サービス1位は「YouTube」、2位は男女別で違いが【LINEリサーチ調べ】
LINEリサーチは、日本全国の男女を対象に、普段利用している動画配信サービスや動画配信サービスを見る時に使用しているデバイスについての調査を行い、その結果を7月4日に発表した。
年代別の傾向では、全体1位の「YouTube」は若い年代ほど割合が高く、特に10代、20代では8割台後半となった。上位項目の順位は年代によって大きな違いは見られず、全体2位と3位の「Amazon Prime Video」「TVer」は20代、30代の割合が高かった。全体4位の「ABEMA」は10代、20代で3割弱とやや高くなった。
なお、ラテレビ番組をリアルタイム配信・見逃し配信で見る時に使っている動画配信サービスについても聞いたところ、全体1位は見逃し無料配信動画サービスの「TVer」で8割超となり、特に女性の20代と30代で約9割と高い割合となった。
2位の「YouTube」は3割で、男性が女性に比べて6ポイント高く、3割超であった。3位の「Amazon Prime Video」は2割超となり、男女差はほとんど見られなかった。
そのほか、男性では4位に「ABEMA」がランクインし、女性では4位に「Netflix」がランクイン。「Netflix」は男性よりも女性の割合が高く、約5ポイント高めで約2割という結果となった。男女ともに順位は異なるものの、6位~9位には「NHKプラス」「U-NEXT」「Hulu」「Disney+」が1割未満で続く結果となった。
ランキング掲載はないが、年代別でみると「ABEMA」は男女ともに10代、20代で3割前後と高い傾向にあった。また、20代ではどの動画配信サービスも利用率が高く、そのなだでも「Amazon Prime Video」「TVer」「Netflix」でほかの年代と比べて割合が高い結果となった。
また、10代と30代以降では、「テレビ」で見る人が5割前後となり、特に10代前半にあたる12~15歳では約6割と高くなった。一方で20代では「テレビ」がもっとも低く、4割強であった。
10代と20代では「パソコン」で見る人も3割前後で、特に男性20代では4割超と高めであった。10代では「タブレット」で見る人が約3割で、20代以降に大きな差は見られなかった。
年代別に見ると、すべての年代で「好きなタイミングで見たいから」「自分が見たい動画があるから」が上位となっている。「自分が見たい動画があるから」は10代と20代で6割前後と高く、「スマートフォンやタブレットで見られるから」も4割超となった。
また、ランキング外で10代と20代では「自分の部屋でひとりで見たいから」が2割台と他の年代に比べて割合が高い結果となった。
男女別の傾向を見ると、女性は男性に比べ「好きなタイミングで見たいから」が10ポイント以上、「スマートフォンやタブレットで見られるから」や「家族が使っているから」でも6ポイント以上と、高い結果が見られた。
調査対象:日本全国の12歳~59歳の男女
実施時期:5月31日~6月5日
有効回収数:5万サンプル
訂正:一部の内容について、元リリースの更新に合わせて修正いたしました(2023.8.17 10:50)
調査結果
普段使っている動画配信サービスは「YouTube」が8割弱で1位
全体1位は「YouTube」で8割弱となった。2位以降は「Amazon Prime Video」「TVer」が4割前後と僅差で続く。4位以降は「ABEMA」「Netflix」が2割前後となった。有料の動画配信サービスの中では「Amazon Prime Video」が最も高い結果となった。その一方で「動画配信サービスは使っていない」という人は約1割となった。
なお、ラテレビ番組をリアルタイム配信・見逃し配信で見る時に使っている動画配信サービスについても聞いたところ、全体1位は見逃し無料配信動画サービスの「TVer」で8割超となり、特に女性の20代と30代で約9割と高い割合となった。
2位の「YouTube」は3割で、男性が女性に比べて6ポイント高く、3割超であった。3位の「Amazon Prime Video」は2割超となり、男女差はほとんど見られなかった。
男女別では、2位は女性が「TVer」、男性が「Amazon Prime Video」
男女別で見た結果、男女ともに1位は「YouTube」で8割弱と高い割合となった。2位・3位も順位は異なるが、男性2位・女性3位は「Amazon Prime Video」で、男性3位・女性2位は「TVer」と同じ項目が続いた。「TVer」は女性の方が男性に比べて15ポイント以上高く、4割台後半となった。そのほか、男性では4位に「ABEMA」がランクインし、女性では4位に「Netflix」がランクイン。「Netflix」は男性よりも女性の割合が高く、約5ポイント高めで約2割という結果となった。男女ともに順位は異なるものの、6位~9位には「NHKプラス」「U-NEXT」「Hulu」「Disney+」が1割未満で続く結果となった。
ランキング掲載はないが、年代別でみると「ABEMA」は男女ともに10代、20代で3割前後と高い傾向にあった。また、20代ではどの動画配信サービスも利用率が高く、そのなだでも「Amazon Prime Video」「TVer」「Netflix」でほかの年代と比べて割合が高い結果となった。
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動画配信サービスを見る時に使うデバイスは「スマートフォン」が8割弱
前項でいずれかの動画配信サービスを使っていると回答した人に、動画配信サービスを見るときに使っているデバイスを聞いたところ、全体では「スマートフォン」が8割弱と最も高くなった。続いて「テレビ」が約5割で、「パソコン」「タブレット」が2割台半ばとなった。また、10代と30代以降では、「テレビ」で見る人が5割前後となり、特に10代前半にあたる12~15歳では約6割と高くなった。一方で20代では「テレビ」がもっとも低く、4割強であった。
10代と20代では「パソコン」で見る人も3割前後で、特に男性20代では4割超と高めであった。10代では「タブレット」で見る人が約3割で、20代以降に大きな差は見られなかった。
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動画配信サービスを使っている理由は「好きなタイミングで見たいから」「自分が見たい動画があるから」が上位
動画配信サービスを使っていると回答した人に、その動画配信サービスを使っている理由を聞いた。全体では「好きなタイミングで見たいから」「自分が見たい動画があるから」が僅差で上位となり、5割弱であった。3位以降は「無料/安い料金で見られるから」「スマートフォンやタブレットで見られるから」が4割前後で続いた。5位以降では「興味がある動画だけをピンポイントで見たいから」「自分の部屋でひとりで見たいから」がランクインした。
また、ランキング外で10代と20代では「自分の部屋でひとりで見たいから」が2割台と他の年代に比べて割合が高い結果となった。
男女別の傾向を見ると、女性は男性に比べ「好きなタイミングで見たいから」が10ポイント以上、「スマートフォンやタブレットで見られるから」や「家族が使っているから」でも6ポイント以上と、高い結果が見られた。
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調査概要
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査調査対象:日本全国の12歳~59歳の男女
実施時期:5月31日~6月5日
有効回収数:5万サンプル
訂正:一部の内容について、元リリースの更新に合わせて修正いたしました(2023.8.17 10:50)