電通グループは、Suiブロックチェーン上でDIDs(Decentralized Identifiers:分散型識別子)技術を活用し、クリエイターエコノミー形成に向けたプロジェクトを開始したと発表した。

同プロジェクトは、電通グループのR&D組織「電通イノベーションイニシアティブ」とグループ傘下企業3RD GEARが共同で、Suiの開発企業であるMysten Labs, Inc.のオフィシャルパートナーとして実施する。
プロジェクトイメージキービジュアル Ⓒ2023 3RD GEAR
プロジェクトイメージキービジュアル Ⓒ2023 3RD GEAR
クリエイターエコノミーとは、インターネット上で個人のクリエイターが自身のスキルを活用し、商品・サービスを提供することで収益を上げる経済圏を指す。クリエイターエコノミーの国内市場規模は1兆3574億円と推計され、昨今の多様なSNSプラットフォームや収益化手法の登場などにより市場規模は今後もさらに成長することが予想されている。

今回のプロジェクトでは、日本のゲーム産業やデジタルエンターテインメント産業に向け、Suiのエコシステムの普及と、ブロックチェーンを活⽤したオープンイノベーションを提供することで、Sui上でのクリエイターエコノミーの形成を推進する。