CARTA HOLDINGSのグループ会社であるCARTA COMMUNICATIONS(以下「CCI」)は、6月、国内のデジタルマーケティング業界の関係者を対象に、2023年上期インターネット広告市場動向および、これからの広告指標についての調査を実施した。
同調査は、昨今のインターネット広告市場における具体的な変化を2020年7月から半期ごとに調査しているものである。国内のマーケターのアンケート回答結果と同社の運用型ディスプレイ広告出稿分析ツール「CCI 360 Programmatic Display Market Analytics」のデータをもとに、インターネット広告キャンペーン費用の推移など、該当期間におけるインターネット広告の出稿傾向をホワイトペーパーとしてまとめた。

2023年上期インターネット広告市場動向の主なポイント

インターネット広告費の増減
2023年上期のインターネット広告費は横ばい~減少したとの回答が半数を超え64.4%となった。
インターネット広告費の市況感
マーケターの回答によると、インターネット広告市場は2022年以降低迷した状態を抜け出すことができていない。市況感は未だ厳しい状況が続いている。
 インターネット広告取引手法別の市況感
取引手法別でみると、運用型(ディスプレイ)・ソーシャル広告・ビデオ(Web動画)については前回調査と比較してポイントが上昇する結果となった。
2023年下期の業種別出稿動向予測

これからの広告指標についての主なポイント

提供したい/求められている指標
マーケティングやキャンペーンの成果・効果・分析・レポートで提供したい指標について、1年前の結果と比較すると、ブランドリフトが上昇、LTVが減少した。
調査概要
タイトル:第7回インターネット広告市場に関するアンケート
調査手法:メール配布によるアンケート調査
調査時期:6月26日~7月9日
対象者:広告主、広告会社、媒体社、メディア、プラットフォーマー、テクノロジー・ソリューションベンダー、メディアレップなどインターネット広告市場に関係のある人
回答数: 180