Voicyは、ピクシーダストテクノロジーズ、塩野義製薬が共同開発したガンマ波サウンドを活用した楽曲を、同社の音声プラットフォーム「Voicy」のBGMとして追加した。

また、9月21日「世界アルツハイマーデー」に合わせ、認知症について知り、考えるための音声特集「#親と話そう認知症」を実施する。声を通じて、認知症を自分ごととして考えるきっかけを届ける。
Voicyでは、パーソナリティ自身がBGMを用意する必要がなく、リスナーが自分自身で曲目の中から好きなBGMを選び、放送の背景に流すことが可能だ。これまで、BGMの種類は「コーヒータイム」「イノセントバード」「エレクトロ」の3種類のみであったが、今回新たに「ガンマ波サウンド」を選択できるようになった。

ガンマ波サウンドは、テレビやラジオなどの音をリアルタイムに40Hz周期の音に変調できる特殊な技術を用いており、生活をしながら認知機能をケアする可能性を持った音のことを指す。40Hzの周波数は、ヒトが記憶や推論などの問題解決型の思考をしているときに現れる脳波「ガンマ波」と同じ帯域であり、アルツハイマー型認知症の方では健常人と比較してガンマ波が減少していることなどが報告されている。

今回選択できるようになったBGMは、ガンマ波サウンドを活用した楽曲となる。