朝日新聞社は、「勤労感謝の日」の11月23日の朝刊に、働く人が日常を楽しむ姿を描くプロジェクト「#祝エンジョイ論」に賛同した「BEYBLADE X」と「にじさんじ」の新聞広告を掲載した。「#祝エンジョイ論」は、この夏の甲子園を制した慶応高校の球児が示した「エンジョイ・ベースボール」の考え方を野球以外の領域にも採り入れることを提案するプロジェクトである。楽しむことを大切にした働き方が広まるように広告は企画制作された。
今夏開催された「第105回全国高等学校野球選手権大会」では、慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)を破り、107年ぶり2回目の優勝を果たした。慶応は「エンジョイ・ベースボール」を掲げ、夏の甲子園を制覇。「好きなことこそ自分で考えないと楽しくない」と、主体性を尊重するスタイルが大きな共感を集めた。

一方でビジネスパーソンに目を向けてみると、多くのビジネスパーソンが、エンジョイできていない現状があり、今年厚生労働省が発表した調査によると、仕事の強いストレスや長時間労働が原因でうつ病などの精神障害を発症し、労災と認められた人数は710人を記録。調査が始まった1983年度以降、これまでで最多となる数値となった。(厚生労働省「過労死等の労災補償状況」6月30日発表)

こうした背景を受け、「#祝エンジョイ論」では、この夏、高校野球を制した球児が示した「エンジョイ・ベースボール」という考え方を、野球以外の領域にも取り入れることを提案するプロジェクトを展開。勤労感謝の日(11月23日)の朝刊に、協賛企業2社が日常を楽しむ姿を描いたプロジェクト「#祝エンジョイ論」を掲載した。
「#祝エンジョイ論」広告ビジュアル
「#祝エンジョイ論」広告ビジュアル
■プロジェクトステートメント

コンジョー論からエンジョイ論へ!

勝利は、我慢と苦しみの先にある。
そんな時代が終わろうとしている。
この夏、⻑髪の球児たちが語ったのは、
「エンジョイ・ベースボール」。
楽しむことを置き去りにしない戦い方だ。

根性を強みに成⻑し、そして、勢いを失った日本。
世界は今、ワクワクのなかから生まれるアイデアを求めている。

さぁ、 考えよう。週末のデートプランを練るように。
没頭しよう。ドラマを一気見するかのように。
挑戦しよう。ひな壇のお笑い芸人のように。

きょうは勤労感謝の日。
朝日新聞は、働くみなさんに新しい視点を届けるメディアとして、
「エンジョイ論」に賛同するみなさまとこの広告をつくりました。