ショート動画はマスメディアに! TikTokなど主要4媒体を調査【スターミュージック・エンタテインメント調べ】
Star Creationは、ショート動画(※)業界の主要4プラットフォームを調査したレポート「ショート動画白書 vol.3 – 2024年、ショート動画はマスメディアに。」を公開。ショート動画主要4プラットフォームのトレンドだけでなく、最新のショート動画市場の動向や消費者にどの程度浸透しているのか、実際の広告配信の特徴にまで踏み込んだ内容を、Star Creationの知見を交えて届けている。
(※)本調査におけるショート動画とは、「縦動画」「60秒以下」のものを指す。
本調査は、15歳~49歳の日本人男女1120人を対象に、ショート動画の主要プラットフォームであるTikTok、YouTube ショート、Instagramリール、LINE VOOMを取り上げ、それらのユーザー属性や使用シーン、イメージの違いなどの調査を2023年11月に実施し、その内容をショート動画白書としてまとめた。一部内容を紹介する。
コンテンツ
Topic1:2023年、大台を突破! マスへ完全に浸透したショート動画
Topic2:まさにショート 動画戦国時代! 各プラットフォームの変化に迫る
Topic3:ショート動画 & テレビ これからは相互補完の時代へ
Topic4:事実、「ショート動画売れ」はもう無視できない
Topic5:実録!! ショート 動画4プラット フォームで広告出稿してみた
Appendix:史上初!! ショート動画トレンドアワード2023
TikTok:音楽・ダンス・アイドルなどのコンテンツが良く視聴されている
YouTube ショート:ゲームやアニメ・漫画などのコンテンツと相性が良い
Instagramリール:美容などパーソナルに紐づくコンテンツが多く消費されている
LINE VOOM:教育系やHow To動画がよく見られている
広告主:ワンテンス
実施期間:2023年11月~12月
目的:ショート動画サービス4プラットフォームにて、同一素材 (2素材) を限りなく同一条件にて広告出稿をし、その違いについてまとめいている。
商材:mofuwa (ペット用品ブランド)
実施の結果、4プラットフォームごとに違った特性が見えてきた。
TikTok:CTRが高い。CPCが高水準で、売上に貢献しやすい
YouTube ショート:完全視聴率が高い。離脱率が低い
Instagramリール:圧倒的インプレッション。CPMの効率が良い
LINE VOOM:CPMの効率が良い。視聴完了率、CPCが高い
調査設計
調査主体:スターミュージック・エンタテインメント
調査委託:アスマーク
調査協力:ワンテンス
調査・制作協力:The Third Strategy
調査時期:2023年11月
調査対象:スクリーニング調査7099サンプル/本調査1400サンプル
調査方法:以下の調査に基づき、推定作業を実施
① インターネット広告媒体社等を対象としたアンケート調査
② ヒアリング調査
③ 各種データ収集・分析
※ 本レポート内グラフにおける数値は、表示単位未満を四捨五入して表示しているため計算値が一致しない場合があります。
(※)本調査におけるショート動画とは、「縦動画」「60秒以下」のものを指す。
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コンテンツ
Topic1:2023年、大台を突破! マスへ完全に浸透したショート動画
Topic2:まさにショート 動画戦国時代! 各プラットフォームの変化に迫る
Topic3:ショート動画 & テレビ これからは相互補完の時代へ
Topic4:事実、「ショート動画売れ」はもう無視できない
Topic5:実録!! ショート 動画4プラット フォームで広告出稿してみた
Appendix:史上初!! ショート動画トレンドアワード2023
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ショート動画ユーザーが50%の大台超え
今回の調査で、ショート動画ユーザーは51.9%と過半数を超え、 いよいよ「マスメディア」 といえるレベルになった。
プラットフォーム別、良く視聴されるコンテンツマップ
プラットフォームごとに、ユーザーが普段良く視聴するコンテンツのジャンルを四象限に分けてマッピングを行い、以下のようなことがわかった。TikTok:音楽・ダンス・アイドルなどのコンテンツが良く視聴されている
YouTube ショート:ゲームやアニメ・漫画などのコンテンツと相性が良い
Instagramリール:美容などパーソナルに紐づくコンテンツが多く消費されている
LINE VOOM:教育系やHow To動画がよく見られている
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「ショート動画売れ」 は、もう無視できない
ショート動画が購買に与える影響は、1年弱で+15%と大幅に増え、約70%がショート動画売れを認めている。また、「全く影響しない」と回答した人は14.8%から7.4%に半減する結果となった。
ユーザーはプラットフォームから離脱して購入
58.1%が視聴中のショート動画アプリから離脱し、自分でWeb検索やECサイトで調べてから購入していることがわかった。上記のことから、ショート動画はまだまだ送客や導線に難ありと感じられるも、売上への影響を感じているとの声が多数あった。
ショート動画広告はプラットフォームごとで驚くほど違う
どのプラットフォームが一番「ショート動画売れ」をするかを検証するため、4プラットフォームに同様のクリエイティブで動画広告出稿を実施した。広告主:ワンテンス
実施期間:2023年11月~12月
目的:ショート動画サービス4プラットフォームにて、同一素材 (2素材) を限りなく同一条件にて広告出稿をし、その違いについてまとめいている。
商材:mofuwa (ペット用品ブランド)
実施の結果、4プラットフォームごとに違った特性が見えてきた。
TikTok:CTRが高い。CPCが高水準で、売上に貢献しやすい
YouTube ショート:完全視聴率が高い。離脱率が低い
Instagramリール:圧倒的インプレッション。CPMの効率が良い
LINE VOOM:CPMの効率が良い。視聴完了率、CPCが高い
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調査主体:スターミュージック・エンタテインメント
調査委託:アスマーク
調査協力:ワンテンス
調査・制作協力:The Third Strategy
調査時期:2023年11月
調査対象:スクリーニング調査7099サンプル/本調査1400サンプル
調査方法:以下の調査に基づき、推定作業を実施
① インターネット広告媒体社等を対象としたアンケート調査
② ヒアリング調査
③ 各種データ収集・分析
※ 本レポート内グラフにおける数値は、表示単位未満を四捨五入して表示しているため計算値が一致しない場合があります。