BEAMS JAPANと牛乳石鹸共進社がコラボレーションし、町の銭湯の楽しみを発信するプロジェクト「銭湯のススメ」に、このたび100周年を迎える東京都交通局が加わったコラボレーション企画「銭湯のススメ2024~都営バスでめぐる編~」を「風呂の日」である2月6日より開催する。

このイベントの一環として、都営バス100周年記念日の翌日である1月19日より、東京・東上野の銭湯「寿湯」の銭湯ペンキ絵をイラストレーター田渕周平さんが描き下ろした「銭湯のススメ2024~都営バスでめぐる編~」オリジナル銭湯ペンキ絵に変更する。
今回の銭湯ペンキ絵は、都バスのマスコットキャラクターみんくると牛乳石鹸の牛をモチーフにしたキャラクターがちりばめられた可愛らしいデザインになっている。
 
コメント(イラストレーター田渕周平さん)
今回のコラボ企画に参加させていただくにあたって、子供の頃、初めて銭湯に行った時のことを思い出しました。普段とは違う非日常感を味わうことができ、銭湯に行くまでの道で家族と過ごす時間が楽しかったのを覚えています。銭湯という様々な人が交流する場であることを意識して、様々な方に銭湯絵を見て楽しんでもらう姿をイメージして描きました。
コメント(銭湯ペンキ絵師 田中みずきさん)
都内の銭湯を都営バスでめぐるというストーリーをもとに、イラストレーターの田渕さんに様々な東京の名所を描いていただきました。デザイン案も沢山考案していただき、田渕さんの東京や都営バスへの愛を強く感じ、私自身も今回のデザインに愛着が湧きました。バスに乗っているみんくるや牛さんがとても可愛いデザインになっています! また、普段から私自身も子供と都営バスに乗って銭湯へ行くことがあるのですが、バスに乗ると周囲の方が子供に席を譲ってくださるなど人の温かさを感じることがあります。ぜひ皆様も都営バスに乗って銭湯に行き、銭湯はもちろん、その土地の人や空間を楽しんでみてください。
コメント(寿湯3代目 長沼 亮三さん)
「銭湯のススメ」において都営バスさんとのコラボレーション企画は今回が初めてなので、近隣の皆様はもちろん、都営バスを利用する新たなお客様にも銭湯を楽しんでいただきたいです。スタンプラリーなどの施策や、新たなコラボレーション商品もあるので、都営バスに乗って様々な銭湯をめぐってみてください。
また、銭湯ペンキ絵の制作風景動画も公開されている。
「銭湯のススメ」とは、2019年に東京でスタートしたプロジェクト。第1弾、第2弾では、寿湯でのイラストレーター長場雄さんや漫画家・文筆家ヤマザキマリさんのイラストによる銭湯ペンキ絵を掲載、第3弾では関西の銭湯をグラフィティアーティストCOOKさんが手掛けた暖簾でジャックするなど、イベントやポップアップショップと併せて銭湯の魅力をアピールしている。第1弾では、減少傾向にある銭湯に社会が目を向けるきっかけをつくったとして、2020年度グッドデザイン賞を受賞している。

企画概要
掲出予定期間:1月19日~4月17日
場所:寿湯(東京都台東区東上野5-4-17)