10坪の実験的ポップアップスペース・Sony Park Miniは、ソニーデザインをさまざまな視点で紹介するプログラムシリーズ「Sony Design Gallery」を新たにスタートする。
ソニーグループのデザイン部門であるデザイン室(現:クリエイティブセンター)は、1961年に設立された。プロダクトはもとよりエンターテインメント、金融、モビリティなどの事業領域に活動の幅を広げ、ブランドやインターフェースを含めた多岐に渡るデザインを行っている。

「Sony Design Gallery」は、クリエイティビティの力でテクノロジーを翻訳するソニーのデザイナーたちの活動を通じて、日常に溶け込んでいるテクノロジーを、さまざまな視点で呼び起こし、紹介するプログラムシリーズである。

第1弾のテーマは「グラフィックデザイン」として、体験型展示「MEMORY OF TECHS」を4月13日~24日に開催する。これまでソニーのデザイナーがデザインしてきた、さまざまなプロダクトやパッケージなどに入っているテクノロジーロゴを使って人々の記憶に迫る内容となっている。

多くの人の身近にある「ブルーレイディスク」や、昔からのソニーファンにお馴染みの「ベータマックス」などから、52点がピックアップして紹介される。また、これらをモチーフにしたゲームカードを使って、人の記憶を確認する「神経衰弱ゲーム(memory game)」をプレイすることもできる。

今後も「Sony Design Gallery」では、UI/UXをテーマにした展示などを開催していく予定である。
神経衰弱ゲーム(memory game) イメージ
神経衰弱ゲーム(memory game) イメージ

プロジェクトメンバーによるコメント

「ソニーのテクノロジーは今も昔も人の生活を支え続けていますが、そのほとんどは生活の中に溶け込み、直接見ることはできません。でもデザインの力でテクノロジーを象徴化し、人に伝えることはできます。それが、ロゴデザインです。

今回の展示では、過去に活躍したものから、現在使われているものまで、ソニーのデザイナーがデザインした52種類のテクノロジーのロゴを、『観る・聴く・つなぐ・記録する』の4つのテーマで紹介しています。ロゴとの出会いをきっかけに、ソニーのテクノロジーや、もたらされる体験を人の記憶に残していきたい。『MEMORY OF TECHS』には、そんな想いが込められています。」

開催概要
Sony Design Gallery Vol.1 MEMORY OF TECHS
期間:4月13日~24日 11時~19時
場所:Sony Park Mini