セイタロウデザインの代表取締役・クリエイティブディレクターの山崎 晴太郎氏は、8月17日からスパイラルガーデンにて、国内初の大規模個展「越境するアート、横断するデザイン。」を開催する。
デザイナー、アーティスト、経営者、文化人とさまざまな顔を持つ山崎氏のクリエイション全てが、越境したアート活動であると捉え、それらの垣根を解体、網羅的に展示する。

クライアントワークとしてのデザインから海外で発表し続けているコンテンポラリーアート、文化人としての活動や、初展示する新作まで、クリエイターとして、記号化することを常に拒否し続けながら拡張を続ける、山崎氏の現在地を浮き彫りにする内容となっている。

また、広く一般の人々にクリエイションの魅力を伝えるため、山崎氏が言葉というものに改めて向き合う内容でもあり、幅広い属性の人が楽しめる展示となっている。

国内初の大規模個展の開催にあたって(コメント・山崎晴太郎氏)

「日本で初めての大型個展をスパイラルガーデンでできることになり、とても嬉しく思っています。デザイン事務所を立ち上げてから17年。グラフィック、ウェブ、映像、プロダクト、空間、現代アートと、色々なクリエイションに取り組んで来ました。クリエイションに境界はないと常々思っています。なかなか掴みにくい僕自身の活動の全体像が、少しでも伝わる機会になれば嬉しいです。また合わせて、クリエイティブの面白さや、領域を横断する楽しさ・魅力が伝わる展示になると思いますので、ぜひ夏休みに足を運んでいただけると嬉しいです。皆様のご来場をお待ちしています。」

山崎晴太郎氏プロフィール

セイタロウデザイン代表。立教大学卒。京都芸術大学大学院芸術修士。ブランディングを中心に、グラフィック、Web・空間・プロダクトなどのアートディレクションを手がける。国内外の受賞歴多数。各デザインコンペ審査委員や有識者委員を歴任。主なプロジェクトに、東京2020オリンピック・パラリンピック表彰式、旧奈良監獄利活用基本構想、JR西日本、Starbucks Coffee、広瀬香美、代官山ASOなど。

また、2018年よりデザインの仕事では表現できないものを表現するために現代アート作品の制作を開始。以来、彫刻、インスタレーション、映像、絵画、メディアアートの分野で現代美術作品を制作。世界における曖昧さ、はかなさ、描かれなかったもの、語られなかったもの、形にならなかったものの美しさを作品に見いだし、表現することを試みている。これまでロンドン、ニューヨーク、ベニス、ワシントンDCなどのグループ展に参加。「TIME SPILLED OVER」(BlueLineArts/California,2023)、本展のほか、Galerija Vrba (Bosnia-Herzegovina)、Hošek Contemporary(Berlin,2024)にて個展開催予定。

JMC 取締役兼CDO、大洋印刷 社外取締役、EVISION 社外取締役、プラゴCDO。「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)、「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ系)にコメンテーターとして出演中。著書に『余白思考』(日経BP)。


展覧会概要
展覧会名:山崎晴太郎個展「越境するアート、横断するデザイン。」
開催期間:8月17日~9月1日
開催時間:11:00~19:00
開催場所:スパイラルガーデン 〒107-0062 東京都港区南青山 5-6-23 1F
入場料:無料
主催:セイタロウデザイン/セイタロウデザインエンタテインメント