フラーは、動画配信サービスやライブ配信アプリなどのエンタメアプリの最新動向や特徴をまとめた「エンタメアプリ市場調査レポート」を公開した。本調査では、エンタメアプリ市場の概況や、ユーザーの年代別分析、都道府県別分析などさまざまな視点でアプリデータを分析した。

エンタメアプリ市場の概況

エンタメアプリの起動回数、利用時間、アプリ数などの基本データを網羅した。エンタメアプリのアプリ数は2336個(※1)であり、全てのアプリのうち約6%をエンタメアプリが占める。1日におけるエンタメアプリの平均起動回数は3.4回、平均利用時間は7.2分である。

エンタメアプリの都道府県別分析

Google Playのエンタメカテゴリおよび動画プレーヤー&エディタカテゴリに属するアプリでMAUが一定以上のものを対象に、10の都道府県においてMAUに占める各エリアのユーザー比率が5%以上のアプリを抽出しMAUが大きい順にまとめた。東京や大阪などの主要都市ではYouTube、TikTok、TVerなどが上位に並び、動画配信サービスが数多くのユーザーに使われていることが窺える。

エンタメアプリ カオスマップ

エンタメアプリのMAUトップ80を主な機能や業種別に12のグループに分類した。
調査概要
調査方法:「App Ape(アップ・エイプ)」による調査。国内約50万台のAndroid端末から収集したサンプルデータのうち、一定の条件を満たしたものを抽出し分析
調査対象アプリ:Google Playでエンタメカテゴリおよび動画プレーヤー&エディタカテゴリに属するアプリを「エンタメアプリ」と定義し調査対象とした
調査対象期間:2024年4月

※1:App Apeで4月にMAU500以上を計測したアプリの個数