Sony Park Miniは、ソニーデザインをさまざまな視点で紹介するプログラムシリーズ「Sony Design Gallery」の第2弾として、「インターフェースデザイン」をテーマとした体験型展示「INxOUT(インアウト)」を7月27日~8月7日に開催する。

本プログラムでは、ソニーならではのインターフェースデザインに着目。身近な製品たちのインターフェースを交換し、「インプット」に対していつもと違う結果が「アウトプット」されたら、どんな不思議なことが起こるか。日常と非日常が交錯する体験を通して、普段当たり前に使っている製品のインターフェースデザインの本質に迫る展示内容となっている。
ソニーグループのデザイン部門であるクリエイティブセンターは、プロダクトはもとよりエンタテインメント、金融、モビリティなどの事業領域に活動の幅を広げ、多岐に渡るデザインとブランディングを行っている。「Sony Design Gallery」は、クリエイティビティの力でテクノロジーを翻訳するデザイナーたちの活動を通じて、日常に溶け込んでいるテクノロジーを、さまざまな視点で呼び起こし、紹介するプログラムシリーズである。

第2弾となる「INxOUT」では、いくつかのソニー製品を組み合わせ、ある製品へのインプット(IN)に対して、別の製品のアウトプット(OUT)が返ってくる体験の展示を行う。例えば、笑顔を検出して自動的にシャッターを切る「スマイルシャッター」機能を搭載したカメラへのインプットである「笑顔」と、非接触ICカード技術FeliCa™を搭載したカードでの支払い時にアウトプットとして表示される「金額」を組み合わせると、カメラの前に立った体験者の笑顔の強弱に合わせた金額が表示される。

カードをかざすと、レコードに針を落とすと何が起こるか。本展示では、組み替えられたINとOUTの不思議な違和感を楽しみながら、普段の慣れ親しんだインターフェースがいかに直感的なデザインになっているのかを感じとることができる。
「INxOUT」体験事例イメージ
「INxOUT」体験事例イメージ

Sony Designによる「INxOUT」展示コンセプト

ソニーグループのデザイン部門が開催する
プログラムシリーズ“Sony Design Gallery”。
今回は、その第2弾 “INxOUT”。

カードをタッチすれば、支払いができる。
レコード針を落とせば、音楽が流れる。

INに応じて、さまざまなOUTが返ってくる。
ふだん私たちは、なにかの機器を操作するとき、
起こることを直感的に予想しています。
そうした一連の体験のデザインも、ソニーのデザイナーの役割。

では、そのINとOUTの関係を組み替えてみたら
一体何が起こるのでしょうか。

ときおり不思議な反応を示す操作体験を通して、
“ユーザーインターフェース”の面白さに
触れてもらいたい。

この展示には、そんな想いが込められています。

Sony Design

開催概要
名称:Sony Design Gallery Vol.2 INxOUT
日程:7月27日~8月7日 11:00~19:00
場所:Sony Park Mini(東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階)