福岡市は、市民の防災意識の向上と防災アプリ「ツナガル+(プラス)」の普及促進を目的とした取り組みとして、3月1日より「#福岡市ツナガルプロジェクト」を開始した。市民一人ひとりが防災について考え、身近な問題として捉えるきっかけを提供することを目指し、福岡市内のさまざまなメディアで広告展開を行う。

防災アプリ「ツナガル+」は、災害時の避難行動や避難生活を支援することに特化した機能を備え、誰でも無料でダウンロード可能なスマートフォンアプリ。近くの避難所の位置や設備を一覧・地図で表示するほか、避難所へのルートを確認できる。大規模災害が発生した場合には、アプリが自動的に災害時モードに切り替わり、避難所の電子掲示板として情報を入手することもできる。

プロジェクトの一環として、20種類の広告を展開。大切なペットと一緒にどのように避難したら良いか、知らない場所で災害に遭った際にどのように避難所を探したら良いかなど、防災に関する20の「教訓」を伝えている。

それぞれの広告には20文字のマスがあり、1種類の広告につき1文字が記載。20種類すべての広告の文字をつないでいくと、一つのメッセージが現れる内容となっている。広告は、福岡市内の地下鉄やバス、JRほか、SNSでも順次展開している。