8月31日(土)まで、東京・アドミュージアム東京にて「TCC賞展2019」が開催されている。

本展では、コピーの最高峰を選ぶ広告賞「TCC賞」の2019年度受賞作品(TCCグランプリ1作品、TCC賞14作品、審査委員長賞3作品と最高新人賞1名・新人賞21名)を紹介する。
アド・ミュージアム東京にて開催中の「TCC賞展2019」の様子。
アド・ミュージアム東京にて開催中の「TCC賞展2019」の様子。
今回、秋に刊行予定の「コピー年鑑2019」(編集長・渡辺潤平)のアートディレクターである木谷友亮氏が、展示会場をディレクション。ポスターの掲出やCMの上映だけではなく、それぞれの受賞作品の代表コピーをフィーチャーした展示になっている。

2019年度のTCCグランプリに選ばれたのは、三井住友カードの企業広告「奇妙なモノを持ち歩いてるもんだ お金ってなんなんだろう」(麻生哲朗氏/TUGBOAT)。また、TCC最高新人賞はパイロットコーポレーション フリクション「書いてダメなら、消してみな。」などで辻中輝氏(電通)が受賞している。

8月31日には、受賞者によるトークイベントを3本実施する。

Vol.1 井村光明×神田祐介
「CMはコピーのカタマリだ。」
Vol.2 辻中輝×吉田洋晃×阿南由貴佳×国井美果
「辻中さん、吉田さん、阿南さん。私…新人賞とかサクッと獲りたいんですけど!」
Vol.3 麻生哲朗×磯島拓矢
「面白いって、何ですか?どうやって作るんですか?」

いずれも参加無料で、申し込みは8月1日よりアドミュージアム東京Webサイトにて。各回共、定員になり次第締切となる。

また、毎年恒例の新人賞を受賞したコピーライターが会場に登場し、来場者と話ができる企画「コピーライター行動展示」も毎週土曜日に開催されている。

TCC賞展2019

期間:開催中、8月31日(土)まで
場所:アド・ミュージアム東京
開館日:火~土 11:00~18:00
入場無料