フリークアウトは、在京民放5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)と提携し、フリークアウトが提供している媒体社向けプロダクト「Red for Publishers」 を用いて、民放公式テレビポータルサイト「TVer」 及び各放送局が運営する動画配信サービス等のプレミアムな広告在庫によるインストリーム広告マーケットプレイス「TVer PMP(Private Marketplace)」を共同で開発し、国内外のDSPへ向けた提供を開始した。
「TVer」は、各局の好きな番組を、好きな時に、好きな場所で、好きなデバイスで、自由に視聴できるテレビの新しいスタイルのサービス。2019年4~6月期の番組再生数は2億回を超え、2019年6月の動画再生数は7,365万回、MAU(マンスリーアクティブユーザー)は817万人 、ダウンロード数はキャッチアップサービス全体で合計3,700万ダウンロードを記録。キャッチアップサービスへのインストリーム動画広告の配信は、堅調な動画広告市場において、今後さらなる拡大が想定される。

今回、フリークアウトと在京民放5社が共同で開発・提供する「TVer PMP」は、放送局により厳しく管理・作成された優良なTV番組コンテンツを視聴中に掲載されるインストリーム動画広告であることから、従来のデジタル広告市場が抱えるブランドセーフティーやビューアビリティの課題を解決することが可能。また、放送と同様のフォーマットでCMが挿入されるため、他のインストリーム動画広告と比較して、非常に高い完全再生率(2019年5月実績:93.6%、在京5社平均)を持つのが特徴。

在京民放5社が主体となって広告マーケットプレイスを運営し、各放送局が保有する広告在庫を互いに拠出するセールスは初めての試みとなり、広告主はこのTVer PMPに接続されたDSPを通じて各放送局の在庫を横断して一括配信することが可能となる。

フリークアウトは、培ってきた技術・ノウハウの活用、機能拡充を行い、媒体社へ向けて広告収益の最大化を可能とする広告配信プラットフォームの開発、共同運営のサービスの提供を進めていくと共に、広告主へ優良な広告枠在庫への出稿機会を提供していくことを目指している。