ヤフーは10月9日より、ニュース形式の動画フォーマットで高い視聴完了率を実現し、動画制作から、配信、効果測定が1パッケージとなった新動画広告商品「Yahoo! JAPAN AD PLUS」の提供を開始した。企業が伝えたい商品やサービスの情報を第三者視点で取り上げ、レポーターやインフルエンサーによる体験・取材レポートや、新商品発表などの記者会見の内容をタイムリーに配信する形式など、目的に合わせたさまざまなフォーマットで動画広告を制作する。

この商品は、100万PVを超える記事を多数配信する「新R25」を運営し、動画コンテンツ制作に定評のあるCyber Nowとの共同商品で、Cyber Nowが動画制作を担当する。新R25では、1秒単位での動画クリエイティブ分析を行い、無音で視聴されることを想定した視覚的テンポやテロップデザイン、映像のメリハリを徹底的に追及することで、高い視聴完了率を実現してきた。こうした実績を活かし、「Yahoo! JAPAN AD PLUS」においても、冒頭から注意を引きつけ、最後まで見られることを追求したコンテンツの提供を目指す。

配信先はスマートフォン版、およびパソコン版Yahoo! JAPANトップページで、ファーストビューに掲載される動画広告枠。効果測定は、「Yahoo! JAPAN ブランド効果測定」を用いる。広告接触により、ブランドの認知状況や理解、購入意向が向上したかを把握する「ブランドリフト調査」と、広告接触による対象キーワードの検索上昇率を把握する「サーチリフト調査」の2種類で調査を行う。広告と接触したユーザーの態度変容や検索行動の変化を可視化することで、広告効果をより正確に測定することができる。また、性年代別での態度変容や検索行動を可視化することも可能で、ユーザー層別の傾向を把握することで、効果的な情報伝達を追求した動画広告の提供を実現している。