スマートニュースは、アメリカ市場での急成長のさらなる加速のため、8月5日に公表した31億円とあわせて、シリーズEラウンドとして総額100億円となる資金調達を行うことを発表した。日本郵政キャピタル及びACA Investments Pte Ltd.をリード投資家として、グロービス・キャピタル・パートナーズ、電通、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムなどを引受先とする第三者割当増資によって調達する。

同社が運用するニュースアプリ「SmartNews」は、月間アクティブユーザーが日米合算で2000万人、ダウンロード数は日米合算で5000万を突破。同社の米国事業においては、ユーザー数が前年比5倍以上となり、第三者機関であるトラフィック解析サービスのParse.lyからも、2018年12月時点で、英語圏におけるメディアへの送客元としてyahoo.comを抜いて第10位にランクインしたと発表された。

グローバルな開発体制を推進するため、同社は久夛良木健氏を社外取締役として招聘し、Facebook News Feedのインフラ責任者を務めたYoulin Li氏がVice President of Engineering, Backend System and Foundationとして5月から参画している。

今回の調達も含めた同社の累計調達額は191億円となる。調達した資金は、グローバル開発体制を構築するために投資に充てる予定。国内外での投資及び事業運営において豊富な実績をもつパートナーの支援を得ることで、さらなる成長の加速を目指す。