Webは「Google」、アプリは「LINE」が圧倒的。Webサイト&アプリランキング2019発表
インターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供するヴァリューズは、今年のWebサイトとアプリのランキングを発表した。
Webサイトのトップは検索エンジンの「Google」。その後に「Amazon.co.jp」「楽天市場」が続く。上位3サイトはPCとスマートフォン合わせ、のべ1億人以上がWebサイトに訪れており、日常利用が定着しているようだ。SNSは、5位の「Twitter」に対し、「Facebook」は10位と、Webサイトの訪問者数はTwitterに軍配が上がった格好だ。また、「Yahoo!JAPAN」が4位、「Yahoo!ニュース」が7位、11位に「Yahoo!ショッピング」がランクインするなど 、“Yahoo!関連”サイトは複数ランクインしており、根強い人気がうかがえる。動画配信系サービスで唯一ランクインしたのは「YouTube」で、ほかの動画サイトの追随を許さない、圧倒的な存在感を見せた。
またヴァリューズは前年と比較してユーザー数が伸びているWebサイトも調査している。対前年ユーザー増加数でもGoogleがトップ。ユーザー増加数ランキングに続き、その強さを見せた。
カテゴリー別に見ると、メディアが数多くランクインしていることが特徴的。なかでも「Smartザテレビジョン」や「FNN.jpプライムオンライン」など、芸能・テレビ番組に関連するメディアが大きくユーザー数を伸ばしている。また、東京オリンピック・パラリンピックを2020年に控え、公式Webサイト「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」も上位にランクイン。東京五輪への関心の高さが伺える。
さらに今回の調査では、スマートフォンアプリについても、1月~10月の起動ユーザー数を調査することで、“実際によく使われているアプリ”をランキング化。その結果、1位は「LINE」、4位には「Facebook」、6位には「Instagram」がランクインするなど、アプリではSNS系が上位を占めた。「LINE」は、利用ユーザー数が約9300万人と1億人に迫る勢いで、2位の「Twitter」に大差をつけトップとなった。なお、Webサイトのランキングでは5位だった「Twitter」だが、アプリでは2位に浮上している。
昨年と比較して利用者数が伸びたアプリのトップには、スマホ決済アプリ「PayPay」がランクイン。昨年10月にサービスを開始して以来、今年の前年比は驚異的な伸び率となっている。ほかにも、通信キャリア系決済アプリの「d払い」「楽天ペイ」「Google Pay」などがランキング上位に名を連ねており、全体的にスマホ決済アプリが躍進している印象だ。
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カテゴリー別に見ると、メディアが数多くランクインしていることが特徴的。なかでも「Smartザテレビジョン」や「FNN.jpプライムオンライン」など、芸能・テレビ番組に関連するメディアが大きくユーザー数を伸ばしている。また、東京オリンピック・パラリンピックを2020年に控え、公式Webサイト「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」も上位にランクイン。東京五輪への関心の高さが伺える。
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