ピンタレスト・ジャパンは、次に来るトレンドをカテゴリ別に紹介する年刊レポート『Pinterest 100』の2020年版を発表した。

同社が運営する『Pinterest』は、ユーザーが興味を持つ写真や画像をブックマークすることができる写真共有Webサービス。2000億以上の保存されたアイデアからパーソナライズされたインスピレーションを探すツールとして、現在世界中で毎月3億2千万人を超えるユーザーが利用している。検索数から得た分析結果をもとに、2020年の要注目トレンドをカルチャーの動きと消費者行動の変化を示す10のカテゴリーにまとめた。

ジェンダーにとらわれない
別のラベルや典型的な男女を表す色を用いないジェンダーレスでインクルーシブな製品が求められている。

・エシカル消費
地球に優しい習慣を取り入れるなど、エコを意識した消費が促進。

・バランスを見つける
不安やストレス、倦怠感を解消するため、日々の生活で実践できるウェルネスが普及。

・居心地のいい家づくり
働き方の多様化にともない、環境を整える動きが広まっている。

・世界中から刺激を受ける
デジタルメディアを通じて、世界中で文化交流が気軽に行われる。

・溢れるペット愛
ペットを家族と同等以上に扱う人が増加。

・レスポンシブル・ツーリズム
旅行でも、エコを意識した移動手段や観光スポットを選択する。

・自然と触れ合う
デジタル生活からの開放を目的に自然と触れ合う。

・宇宙ブーム
宇宙ビジネスやSTEM教育などを通して、人々の宇宙への関心が高まっている。

・90年代ブーム再燃
大人になったミレニアル世代が、時代を懐かしむリバイバル現象が起こる。

2020年は性別や年代、国を越えた取り組みが注目されているようだ。これらのテーマと要注目トレンドは、専用サイトでさらに詳しく知ることができる。