令和初の元日、話題になった広告は? 2020年元日広告まとめ
新年気になる新聞広告。各社がさまざまなアイデアでしのぎを削っている。
2020年元日の新聞広告で目立ったのは「逆さ」。集英社は「かわることを、おもしろがろう。」というメッセージのもと、逆さまにすると別の言葉に見える「書」をメインビジュアルに広告展開。新聞社ごとにシリーズ広告を掲載し、漫画『ONE PIECE』のキャラクターやモデルの清原果耶、小説家の朝井リョウなどを起用した広告を各紙に展開した。
2019年に創業100周年を迎えたヤマトグループ。今回の広告では2020年を次の100年へ向けたスタートの年にするという企業スタンスを表明。
2020年元日の新聞広告で目立ったのは「逆さ」。集英社は「かわることを、おもしろがろう。」というメッセージのもと、逆さまにすると別の言葉に見える「書」をメインビジュアルに広告展開。新聞社ごとにシリーズ広告を掲載し、漫画『ONE PIECE』のキャラクターやモデルの清原果耶、小説家の朝井リョウなどを起用した広告を各紙に展開した。
西武そごうは「さ、ひっくり返そう。」というメッセージのとおり、反対から読むと逆の展開になるボディコピーが印象的だ。
また、元日の広告で、今年のスタンスを表明する企業も多い。
2019年に創業100周年を迎えたヤマトグループ。今回の広告では2020年を次の100年へ向けたスタートの年にするという企業スタンスを表明。
俳優の香川照之さんが「トヨタイムズ」の編集長に就任し、トヨタ自動車について取材をしていくシリーズを展開するトヨタ自動車。2020年元日の広告では“香川編集長”が豊田社長を取材し、トヨタの未来をレポートした。
小学館は、『小学館の図鑑NEO』のシリーズ累計1000万部突破記念した広告を掲載した。そのなかで、自分の「好き」でオリジナルの図鑑がつくれる『図鑑NEOメーカー』を紹介し、新たな図鑑のアイデアを募集。“未来の図鑑は、あなたの「好き」から作ります。”という小学館のスタンスを表明した。
さらに今後ますます注目される「人生100年時代」。これに合わせて各社がメッセージを発信。
「スナック人生100年時代へ」のコピーは、100歳になってもスナック菓子を食べられるような、健康で幸せな人生のために、口内環境の研究をはじめたという、湖池屋の挑戦が示されている。
「100歳になっても自分のぜんぶを好きでいたいです。」というコピーからは「MEET YOUR JUST.」をスローガンに掲げ、各消費者に“ジャスト”を提供し、顧客と深く、広く、長くつながることを目指すワコールの決意が感じられる。