北陸工芸プラットフォーム実行委員会は、2020年8月から11月にかけて「GO FOR KOGEI~北陸で出会う、工芸の可能性~」の開催を予定している。
GO FOR KOGEIは、工芸をアートやデザインに昇華させている“ものづくり”の一大拠点「北陸」から、その魅力を発信するプラットフォーム。6箇所の歴史建造物で繰り広げる大型展覧会、作家や職人に出会える100箇所の「工房見学体験」、工芸の新しい価値を創造する「工芸ハッカソン」を開催。北陸から3つの工房を選出し、クリエイターやエンジニア、科学者等によるチームを結成し、イノベーションを引き起こすハッカソンを催す。
展覧会の会場の一つである那谷寺。「世界の眺め -今日のアート、クラフト、デザイン」には、キュレーターに秋元雄史氏(東京芸術大学大学美術館長・教授)をむかえる。
展覧会の会場の一つである那谷寺。「世界の眺め -今日のアート、クラフト、デザイン」には、キュレーターに秋元雄史氏(東京芸術大学大学美術館長・教授)をむかえる。
工房見学体験(HACOA)。普段は足を踏み入れられない“ものづくりの現場”を肌で感じることができる。
工房見学体験(HACOA)。普段は足を踏み入れられない“ものづくりの現場”を肌で感じることができる。
期間中には、6つの産地の工芸祭&Art Fairを同時開催。『ガラスフェスタ』(富山県富山市)や『金沢21世紀工芸祭』(石川県金沢市)、『RENEW』(福井県鯖江市ほか)をはじめ、各地の工芸祭と工芸に特化したイベントが開催される。
金沢21世紀工芸祭
金沢21世紀工芸祭
RENEW
RENEW
また、工芸をきっかけに北陸を訪れる国内外の人々の旅の良き案内役になることも目的としており、すべての展覧会を巡ることのできる「共通パスポート」や、英語で旅のプランを提案する「AIコンシェルジュ」など、旅のサポートツールも導入予定。