博報堂DY、原宿・六本木・浅草・銀座など30のエリアの訪問者特性を分析
博報堂DYホールディングスのグループ横断型組織「デジタルロケーションメディア・ビジネスセンター」は、2018年度に続き「移動する生活者」に関する第3回の調査を実施した。
同調査は、人が移動することによって変化する、場所と時間帯ごとの特性を明らかし、新たなマーケティング機会の開発につなげる「生活者モードベースドプラニング」手法の基盤強化を図るもの。東京の30のエリアでそれぞれ一定頻度以上の訪問者についてログを抽出し、生活者のリアルな行動に基づいた訪問者特性を分析している。
調査結果によると「浅草、日本橋などへの訪問者は外出時間が長い」、「表参道、六本木などのへ訪問者は移動時間が長い」など、エリアごとの外出、移動時間に違いが見られた。また、年代ごとの含有率が高いエリアをみると、10代は「原宿」、30代は「表参道、代々木」、60代は「御茶ノ水、新橋、銀座」など、年齢層にも傾向があることがわかっている。さらに「三越前はタクシー利用率が高い」、「有楽町ではアルコール飲料の購入率が高い」など、商品やサービスの購入、利用についてもエリアごとに特徴が見られた。
デジタルロケーションメディア・ビジネスセンターは、今後も「移動する生活者」に着目し、生活動線におけるマーケティング活動の推進体制を強化していく方針だ。
同調査は、人が移動することによって変化する、場所と時間帯ごとの特性を明らかし、新たなマーケティング機会の開発につなげる「生活者モードベースドプラニング」手法の基盤強化を図るもの。東京の30のエリアでそれぞれ一定頻度以上の訪問者についてログを抽出し、生活者のリアルな行動に基づいた訪問者特性を分析している。
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デジタルロケーションメディア・ビジネスセンターは、今後も「移動する生活者」に着目し、生活動線におけるマーケティング活動の推進体制を強化していく方針だ。