伊藤忠商事は、米デジタルコンサルティング会社のAKQAと業務提携を結んだことを発表した。企業のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を包括的に支援する事業に乗り出し、DXで顧客の囲い込みを狙う。
AKQAはWPPグループの傘下企業で、あらゆる業界の主要企業に対してDX導入を促してきた最大手のデジタル・エージェンシー。世界29拠点を展開し、事業戦略立案から、サービス・プロダクト開発、組織・運用体制構築までワンストップで提供。ナイキやデルタ航空、通信大手のベライゾンなど、多くの有力企業を主要顧客としている。

今回の業務提携により、伊藤忠商事の持つ国内外のネットワークと、AKQAの強みであるDX推進におけるコンサルティング力を活かし、国内の顧客企業の課題を顧客起点から見直しDX推進を支援する。また、国内外での顧客のDX推進事業を伊藤忠商事のグループ会社と共にワンストップで展開することで、DX推進をさらに加速させていく方針だ。