ローソンは、4月28日、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスのnendoをクリエイティブパートナーに迎え、デザインを活用したプロジェクトを始動したことを発表した。

同プロジェクトでは、ローソンの700点近いPB商品のデザインを整理し、人にも環境にも優しい商品を開発。日常生活にわずかながらの豊かさをもたらすことを願い、3つの取り組みを開始している。

まず、全国のローソン店舗に新型コロナウイルス感染拡大防止ポスターを掲出。nendoデザインの“Social distancing”と“ENJOY HOME”の2種類を展開し、感染拡大防止に努めるとともに、顧客の安全な買い物を促進する。
また、これまでプライベートブランドとして展開してきた「ローソンセレクト」を「L basic」「L marche」の2つのブランドに一新。「L basic」では約80品目、「L marche」では約600品目の商品がラインナップされ、順次発売予定となっている。
さらに、商品ジャンルやターゲットごとに展開している個別ブランドでは、統一感を持たせたデザインとして、ミルク缶ロゴの「シルエット」とローソンの「L」を合わせた「Lロゴ」を導入。「ナチュラルローソンブランド」や「MACHI café」「からあげクン」など、既存のロゴに合わせてLロゴが「着替えていく」ことで、ブランド全体のつながりを持たせている。
ローソンは、自宅でローソンの商品を食べる際に、nendoの新デザインで心地よいひと時を提供できるよう、今後も新たな取り組みを実施していく方針だ。