ビッグデータを活用したクラウドソリューション事業を展開するプラスアルファ・コンサルティングは、新型コロナウイルスの影響による自粛期間に「購入したモノ・始めたコト」というテーマで緊急アンケートを実施した。4月中旬と5月中旬の2度にわたって調査を行い、約1000人の回答をまとめ、分析結果を公開している。

まず、購入したモノとしては「運動グッズ」がもっとも多く、次いで「マスク」「TVゲーム」が続いた。このほか「本」「園芸・農業」「スマホ・タブレット」「パズル」など、家にいる長い時間を楽しく、前向きに、充実して過ごすためのモノを購入していることが分かった。一方、始めたコトとしては「運動」がトップとなり、以下「読書」「テレビゲーム」という結果となった。家で過ごす時間が長くなるなか、健康への意識が高まっている様子が伺える。
次いで多くの回答があった「資格取得」「語学」においては、新たに始めるというだけでなく、過去に頓挫した教材や参考書に再チャレンジをしたり、ネットやアプリを活用して、お金をかけずに知識を深めるようなコトへの発言が見られました。年代・性別ごとに見ると、特に10代女性と30代男性において回答率が高く、将来に向けて自らの「力」を高めたい、転職活動に向けて知識を身に着けておきたいという意見が見られた。
今回のアンケートでは、選択肢が豊富にある現代において、人々が新型コロナウイルスに対抗すべく、運動や体調管理など健康への意識が高まっている様子が伺えた。また、自宅にいる時間が増えているなか、一つひとつのコトに対して丁寧に向き合いながら難しいことにも挑戦し、時に成果を喜びながら日常を過ごしていることも明らかとなった。