コマツとトラスコ中山がグランプリ。経産省と東証が「DX銘柄2020」を発表

経済産業省は、8月25日、東京証券取引所と共同で「デジタルトランスフォーメーション銘柄（以下、DX銘柄）」を選定し、「DX銘柄2020」選定企業35社と「DX注目企業2020」21社を発表した。

DX銘柄とは、東京証券取引所に上場している企業のなかから、企業価値の向上につながるデジタルトランスフォーメーション（以下、DX）を推進するための仕組みを社内に構築し、デジタル活用の実績が表れている企業を業種区分ごとに選定したもの。 これらの企業は、経済産業省が東京証券取引所の国内上場会社に対して実施した「デジタルトランスフォーメーション調査2020」への回答から、ビジネスモデルをはじめとした6項目や財務指標などをスコアリングし、評価委員会の最終選考を経て35社を選定。今回は”デジタル時代を先導する企業”として、小松製作所、トラスコ中山が「DXグランプリ2020」に選ばれた。

また、DX銘柄に選定されていない企業のなかから「DX注目企業2020」も発表。総合的評価が高かった企業、注目されるべき取組を実施している企業など21社が選ばれた。 「DX銘柄2020」「DX注目企業2020」で選出された企業は、ビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用しながら、競争上の優位性を確立すべくさまざまな施策を実施。コロナ禍においても、デジタル技術を最大限に活用した活躍が期待されている。