デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)と博報堂DYデジタルは、2019年4月1日より統合することを発表した。

両社が手がけてきた事業はこれまでどおり継続し、2019年4月1日より、DACへ統合し営業を行うため、博報堂DYデジタルは3年間の歴史に幕を下ろす。2018年8月、博報堂DYホールディングスは、DACの完全子会社化に向けて株式公開買い付け(TOB)を発表しているため、今回でDACは博報堂DYホールディングスに完全に収まる形となる。

博報堂グループでは、昨年夏頃からデジタル事業の再編の動きを活発化している。これに際して、今後電通グループや他社がどのように動いていき、デジタル広告事業がどのように変化していくのか。2019年もその動向に注目が集まる。