トレンダーズは、10月5日に開幕した麻雀プロリーグ戦「M.LEAGUE(Mリーグ)」2020シーズンのスポンサー契約を締結。これに合わせ、「女性の趣味に関する調査」を実施、調査結果を公表した。

・調査対象:20~49歳女性 317名
・調査期間:2020年10月5日~10月7日
・調査方法:インターネット調査

 

■感性を磨く趣味が人気に。「ヨガ」など健康への関心も高い結果に

新型コロナウイルス感染拡大により、新しい生活様式が広まる中、女性たちの興味関心はどのように変化しているのか。「趣味」をテーマに調査を実施し、女性インサイトや今後のトレンドを分析した。

今現在の趣味について聞いたところ、「音楽」(42.6%)、「アニメ・漫画・ゲーム」(36.6%)、「料理・グルメ」(32.5%)、「映画鑑賞」(30.6%)、「読書」(24.3%)がトップ5の結果となった。スキルアップや身体づくりよりも、感性を磨く趣味が上位にあがっている。
 
反対に、「麻雀・ポーカー」(0.0%)、「囲碁・将棋・チェス」(0.3%)、「釣り」(1.3%)、「ボードゲーム」(1.6%)、「競馬・公営ギャンブル」(1.6%)といった一般的に男性イメージの強い趣味に対しては少数派の結果となった。「始め方がわからない」、「上達するのが難しそう」といった精神的なハードルの高さや、世間が抱くイメージから「恥ずかしい」というネガティブな理由から実践していない女性が多いと想定される。

また、今後やってみたい趣味のトップ5は、「ヨガ・ジョギング・ウォーキング」(33.8%)、「語学学習・資格」(21.1%)、「旅行」(20.8%)、「ジム・筋トレ」(18.9%)、「料理・グルメ」(15.5%)の結果に。家にこもりがちで、健康意識が高まっていることや、将来への不安から資格取得に目を向けたり、旅行へ思いを馳せたりと、女性たちの今の興味関心を見て取ることができる。

■3割以上が「イエナカ趣味」への関心アップ

新型コロナウイルスによる趣味への影響について聞いたところ、「家の中でできる趣味への関心が高まった」という意見が30.9%で1位という結果に。次いで「元々の趣味への関心がさらに高まった」(22.7%)、「新しい趣味への関心が高まった」(16.7%)となった。緊急事態宣言の解除以降、密な状況を回避できるアウトドア系の趣味に注目が集まっていたが、女性の間では今後「イエナカ趣味」の人気も高まっていくことが予想される。 

■やってみたいけれど、踏み出せない!? 「秘められし7つの関心」

女性たちの興味関心をさらに探るべく、「興味のある趣味」と「現在の趣味」の差分を算出。これにより、「興味は持たれているのに、実際に始める人が少ない趣味」を分析。

その結果、上位3つは「ヨガ・ジョギング・ウォーキング」(22.4pt)、「語学学習・資格」(15.1pt)、「ジム・筋トレ」(10.4pt)となった。ジムや語学学習はレッスンのためのお金や時間がかかること、または継続するために強い意志が必要なことから、二の足を踏む女性が多いと考えられる。4位以降には、「キャンプ・アウトドア・登山」(9.5pt)、「釣り」(4.7pt)をはじめ、「ゴルフ」(2.2pt)、「麻雀・ポーカー」(1.6pt)など、少数派の趣味に入っていた、いわゆる男性のイメージが強い趣味がランクイン。イメージが払拭できれば、女性の間でも趣味として広がる可能性を十分に秘めていると考えられるため、「女性たちの秘められし7つの関心(7 interest)」の盛り上がりに期待が集まっている。