ベクトルマレーシアがD2C事業参入へ、京都産茶葉を使用したアイスクリーム販売開始

ベクトルのマレーシア法人であるVector Marketing PR Malaysia(以下、ベクトルマレーシア)が、D2C事業参入を発表した。第一弾として日本文化のひとつでもある抹茶の風味を本格的に味わえるアイスクリームブランド「MATCHA∞EIGHT」（マッチャエイト）の製造販売を開始する。 同社は2018年の設立以来、マレーシアにおいて日系企業サービス、日本製品のPRを中心とした総合コミュニケーションサービスを提供してきた。その活動の中で培われた、日本製品のマレーシア市場における需要を喚起するための適切なマーケティングおよびブランディングのノウハウ、コミュニケーション手法を最大限に活かしていく。

なお、「MATCHA∞EIGHT」は、京都・和束町の茶農家と直接契約し、新鮮なまま直送される高品質な茶葉のみを使った煎茶、抹茶、ほうじ茶のアイスクリームだ。京都のミシュラン一つ星「木乃婦」主人・高橋拓児氏監修のもと、添加物や保存料は一切使用せず、抹茶の濃さを8つのレベルに分けた商品ラインナップを展開。お茶本来の味わいを楽しむことができる。日本の農家と直接契約することで高い商品クオリティを担保できるほか、持ち帰り用のパッケージは環境に配慮した再利用可能な素材を使用し、持続可能な社会の実現にも貢献する。グリーンイニシアチブを構築するだけでなく、さまざまな非営利団体と協力して地域社会に貢献することも視野に入れているとのことだ。